二日連続で猛暑日地点は0
東京や名古屋は30℃に届かず

移動性高気圧が北日本に進み、秋雨前線は関東南岸まで南下しています。関東から東北太平洋側には北東からの冷涼な風が流れ込んだことで気温が下がり、午前を中心に涼しさを感じられた所もありました。また、高気圧に覆われた北海道や東北北部は気温が高い一方で、空気が乾燥してカラッとした暑さを感じた方が多くなりました。
実況・予想天気図実況・予想天気図

東海から西日本は、前線に向かって南西から流れ込む暖かく湿った空気の影響で蒸し暑くなったものの、雲が広がった分、厳しい残暑は落ち着きました。

16時までの最高気温は東京で27.6℃、名古屋で29.3℃となっています。東京は今月5日以来7日ぶりに、名古屋は8月11日以来約1か月ぶりに30℃に届きませんでした。全国で気温が最も高くなったのは奈良県五條市の34.5℃で、昨日11日(木)に続き35℃以上の猛暑日地点数は0となっています。
全国のアメダス観測値・ランキング

明日は低気圧が発達しながら日本海を進み、北日本に接近します。また、前線は北日本を北上する見込みです。低気圧や前線に向かって南西から暖かく湿った空気が流れ込む影響で、関東から西日本は今日と同じか、今日より少し蒸し暑くなるとみられます。熱中症対策が必要です。

雨が降りやすくなる北日本は今日より気温の下がる所が多くなりますが、湿度が高くなるため今日のような快適さはなさそうです。服装で上手に体感温度を調節してください。
明日の服装予報