ひと夏使ったかごバッグ、保管を間違えるとカビだらけに? カビ除去法&保管法
かごバッグのカビの原因とは
お気に入りのかごバッグを取り出したら、カビがついてしまっていた、なんてショックな経験はないでしょうか。カビの生えたカゴバッグは、見た目が悪いだけではありません。
「カビが生えているとアレルギーや体調不良を引き起こす原因となりかねません。
かごバッグは通気性がよいようですが実はカビが生えやすいアイテムでもあります。竹やラタンなど天然素材を材料としているため、湿気を吸収しやすく、カビの栄養源となります。
また、食べ物や飲み物を入れて使用することもあるでしょうが、カゴの編み目に水分やホコリ、食べ物の細かいカスなどが付着してしまいやすいのです。
高温、多湿、栄養と、カビが生える条件が揃ってしまいます」(穂苅さん)
「カビが生えているとアレルギーや体調不良を引き起こす原因となりかねません。
かごバッグは通気性がよいようですが実はカビが生えやすいアイテムでもあります。竹やラタンなど天然素材を材料としているため、湿気を吸収しやすく、カビの栄養源となります。
また、食べ物や飲み物を入れて使用することもあるでしょうが、カゴの編み目に水分やホコリ、食べ物の細かいカスなどが付着してしまいやすいのです。
高温、多湿、栄養と、カビが生える条件が揃ってしまいます」(穂苅さん)
かごバッグのカビ取りの方法
カビがついていたら早めに対処する必要があります。
「カビの状態やカゴバッグの素材に合わせ、適切な方法で除去しましょう。焦って無理にこすったり水を使い過ぎたりすると、素材を傷める原因となるので注意しましょう。
「カビの状態やカゴバッグの素材に合わせ、適切な方法で除去しましょう。焦って無理にこすったり水を使い過ぎたりすると、素材を傷める原因となるので注意しましょう。
注意したいのは、カビの除去に水拭きだけでは不十分なことです。一見キレイになっても、除菌できず、カビの好む水分を与えたことになり再発する可能性があります。また、カビに掃除機を使うのもよくありません。排気口からカビの胞子などが空気中に拡散してしまう恐れがあります。
カビ除去の作業時はカビを吸ったり手荒れを防ぐため、マスクやゴム手袋を着用しましょう。また、変色や色落ちしないか、使用前に目立たない部分で試してから行います」(穂苅さん)
カビ除去の作業時はカビを吸ったり手荒れを防ぐため、マスクやゴム手袋を着用しましょう。また、変色や色落ちしないか、使用前に目立たない部分で試してから行います」(穂苅さん)
【軽度のカビは消毒用エタノール】
白いカビ、あまり目立たないカビが生えたときの処理です。
▼用意するもの:消毒用エタノール(70〜80%)、柔らかい布
(1)エタノールをたっぷり含ませた布で、カビ部分を優しく丁寧に拭き取る
(2)裏側も確認して、カビを拭き取る
(3)風通しのよい場所でカゴをよく乾燥させる
【範囲の小さいカビに重曹水】
カビが生えた範囲が小さくカゴの素材を傷めたくないときに、弱アルカリ性の重曹水を使います。重曹水を使い過ぎると乾燥後に白い粉が残るので分量に注意しましょう。
▼用意するもの:重曹、水、スプレーボトル、柔らかい布
(1)水100mlに重曹小さじ1の割合で溶かし、スプレーボトルに入れる
(2)カビの生えた部分に1をスプレーし、数分おく
(3)布で優しく拭き取る
(4)風通しのよい場所でカゴをよく乾燥させる
白いカビ、あまり目立たないカビが生えたときの処理です。
▼用意するもの:消毒用エタノール(70〜80%)、柔らかい布
(1)エタノールをたっぷり含ませた布で、カビ部分を優しく丁寧に拭き取る
(2)裏側も確認して、カビを拭き取る
(3)風通しのよい場所でカゴをよく乾燥させる
【範囲の小さいカビに重曹水】
カビが生えた範囲が小さくカゴの素材を傷めたくないときに、弱アルカリ性の重曹水を使います。重曹水を使い過ぎると乾燥後に白い粉が残るので分量に注意しましょう。
▼用意するもの:重曹、水、スプレーボトル、柔らかい布
(1)水100mlに重曹小さじ1の割合で溶かし、スプレーボトルに入れる
(2)カビの生えた部分に1をスプレーし、数分おく
(3)布で優しく拭き取る
(4)風通しのよい場所でカゴをよく乾燥させる
【黒カビや深いカビに酸素系漂白剤】
黒や緑色のカビが繊維の奥まで生えてしまっている場合は、酸素系漂白剤を使います。漂白力が高いため、使用前には必ず目立たない箇所でテストを行い、素材への影響を確認しましょう。
黒や緑色のカビが繊維の奥まで生えてしまっている場合は、酸素系漂白剤を使います。漂白力が高いため、使用前には必ず目立たない箇所でテストを行い、素材への影響を確認しましょう。
▼用意するもの:酸素系漂白剤(粉末)、水、容器、柔らかい布
(1)容器に水を入れ、酸素系漂白剤を規定量溶かす
(2)布に1を含ませ、カビ部分を優しく拭き取る
(3)がんこなカビは、10〜15分ほど放置してから再度拭き取る
(4)水分をしっかり拭き取り、風通しのよい場所でカゴをよく乾燥させる
(1)容器に水を入れ、酸素系漂白剤を規定量溶かす
(2)布に1を含ませ、カビ部分を優しく拭き取る
(3)がんこなカビは、10〜15分ほど放置してから再度拭き取る
(4)水分をしっかり拭き取り、風通しのよい場所でカゴをよく乾燥させる
かごバッグのカビ予防のポイント
お気に入りのかごバッグを長く使うため、保管中にカビが生えてしまわないよう十分注意しましょう。
「一見キレイなようで、かごバッグにはホコリや汚れがついていることがあります。かごバッグはこまめに柔らかい布やブラシで表面をふいて、清潔に保つようにします。晴れた日は定期的に1~2時間ほど天日干しして湿気を飛ばしましょう。
保管は、通気性のよい場所にしましょう。すのこや棚などの上に置くと空気がよどみにくいのでおすすめです。紙袋や通気性のある布製カバーに入れて、除湿剤や乾燥剤を使うとより安心です。
そして、しまいっぱなしにするのではなく、オフシーズンでも時々取り出して状態を確認することをお勧めします。少なくとも2〜3ヵ月に1度は取り出し、風通しのよい場所でしばらく陰干ししましょう」(穂苅さん)
「一見キレイなようで、かごバッグにはホコリや汚れがついていることがあります。かごバッグはこまめに柔らかい布やブラシで表面をふいて、清潔に保つようにします。晴れた日は定期的に1~2時間ほど天日干しして湿気を飛ばしましょう。
保管は、通気性のよい場所にしましょう。すのこや棚などの上に置くと空気がよどみにくいのでおすすめです。紙袋や通気性のある布製カバーに入れて、除湿剤や乾燥剤を使うとより安心です。
そして、しまいっぱなしにするのではなく、オフシーズンでも時々取り出して状態を確認することをお勧めします。少なくとも2〜3ヵ月に1度は取り出し、風通しのよい場所でしばらく陰干ししましょう」(穂苅さん)
まだ気温の高い日は続きそうなので、かごバッグのカビの繁殖には十分注意しましょう。
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