台風の影響で九州は激しい雨　 12時間で200mm以上に達した所も

台風15号は種子島の東を北上しています。中心の北側では南東から湿った風の流入が強まっていて活発な雨雲の帯が形成され、宮崎県を中心に雨が強まってきました。

12時までの1時間の雨量は宮崎県都農町で45.5mmの激しい雨、宮崎市・赤江（宮崎空港）で22.0mm、高鍋町で20.0mmの強い雨を観測。都農町では12時間の雨量が225.5mmに達する大雨です。
雨雲レーダー雨雲レーダー

宮崎県など九州の太平洋側では台風の中心が最も近づく夕方にかけて断続的に活発な雨雲が通過し、局地的に1時間に50mm以上の非常に激しい雨の降るおそれがあります。線状降水帯が形成された場合は1時間に80mm以上の猛烈な雨になってもおかしくありません。

すでに宮崎県の一部では土砂災害の危険度が高くなりはじめていて、今後の強雨によってさらに上昇する見通しです。道路冠水や低い土地の浸水、土砂災害など様々な大雨災害が起きるおそれがありますので、今夜にかけて警戒をしてください。
台風ピンポイント影響予測（要ログイン）