今日9月4日(木)の天気予報
台風接近　西日本〜東日本の広範囲で雨

今日3時に台風15号(ペイパー)が九州の南で発生しました。今日午後にも九州南部にかなり接近し、上陸するおそれがあります。

今回の台風は強風よりも雨に警戒が必要です。台風に近い西日本太平洋側では断続的に発達した雨雲が流れ込み、局地的に1時間に80mm以上の猛烈な雨となるおそれもあります。河川の氾濫や土砂災害など大雨による災害の発生に警戒してください。

気象庁は「線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性がある」との気象情報を発表しています。線状降水帯が発生しなくても雨量がかさんで大雨となることも考えられるため、線状降水帯の情報だけにとらわれることなく、避難情報等に従い適切な行動をとるようにしてください。
台風ピンポイント影響予測（要ログイン）

台風の周囲をまわる湿った空気と、太平洋高気圧の縁辺をまわる湿った空気が流れ込むことで、東日本や東北南部にも雨雲が広がります。朝雨が降っていなくても、傘をもって外出したほうが良さそうです。東海地方では夕方以降は発達した雲が流れ込みやすくなり、大雨となるおそれがあります。

北海道や東北北部は日差しが届いて穏やかな空となりますが、東北北部では午後に雨がパラつく可能性があるので折りたたみ傘があると安心です。
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雲が広がることで気温の上昇は抑えられ、連日の猛暑からは解放されるところが多くなります。最高気温が30℃に届かないところも多く、昨日までとの気温差が大きくなりそうです。

今日は環境省・気象庁から熱中症警戒アラートが発表されませんでした。全国のどこにも発表されないのは6月14日以来、2か月半ぶりです。
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