沖縄県・八重山地方で2本の「ろうと雲」が発生　竜巻を含む突風に注意

今日29日(金)の13時頃にウェザーニュースアプリ利用者から、西表島付近に雲の底から垂れ下がるような「ろうと雲」が2本も見られ、そのうち1本は海面に達しているのではないかとの報告が寄せられました。

「ろうと雲」は、積乱雲や積雲などの底から垂れ下がるようにできる「ろうと状」の雲です。ろうと雲が地面にまで達した場合は「竜巻」となります。

沖縄県の上空には寒気を伴った低気圧がゆっくりと西に進んでおり、その東側にあたる南西諸島では大気の状態が非常に不安定になっています。雨雲が局地的に発達しやすく、急な雷雨に加えて、竜巻を含む突風の発生に注意が必要です。

普段見ないような真っ黒い雲が迫ってきたら、頑丈な屋内に避難するようにしてください。
レーダー 「ゲリラ雷雨リスク」モードをアプリで見るレーダー 「ゲリラ雷雨リスク」モード

---

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）
みうみく🥚さん