気象庁1か月予報
全国的に残暑続く傾向 東北太平洋側は渇水に注意

2025-08-28 15:44 ウェザーニュース

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今日8月28日(木)、気象庁は8月30日から9月29日までの1か月予報を発表しました。太平洋高気圧は平年よりも強い状態が続き、全国的に気温は高い予想となっています。関東甲信などは降水量が少なくなる見通しです。

全国的に気温が高い予想

この先1か月の気温
太平洋高気圧の勢力はピークを過ぎて段々と後退はしていくものの、平年よりはゆっくりとしたペースです。日本列島には引き続き暖かな空気が流れ込みやすく、全国的に気温は平年よりも高い予想となっています。

気象庁は9月3日(水)頃からの5日間の平均気温が平年よりもかなり高くなる可能性が高いとして、全国を対象に高温に関する早期天候情報を発表しました。

これまでのように猛暑日が続くことは少なくなっても、厳しい残暑となりますので、引き続きしっかりと体調管理を行ってください。

東・北日本は予測の不確実性大きい

上空の気温の予想
この先1か月の上空の気温変化の予測を見ると、全国的に平年よりも高めで推移する見通しです。

グラフの細い線1本1本は、アンサンブル予報という手法による計算結果で、初期値に意図的な誤差を与えることで予報の確実性などを検討する材料になります。西日本はそれぞれの線の傾向が揃っている一方で、東日本と北日本は傾向にバラつきがあり、予測の不確実性が大きいことを示しています。

9月半ばになっても真夏のような猛烈な暑さになる可能性がある一方で、北日本では比較的早く暑さが落ち着く可能性もある状態です。

東北太平洋側は渇水が続くおそれ

この先1か月の降水量
高気圧の勢力が緩やかに後退していくため、秋雨前線は北日本や日本海側を中心に影響を与えるとみられます。1か月の降水量は北海道の日本海側で平年並みか平年より多く、北海道のオホーツク海側や太平洋側、東北日本海側、北陸、西日本は平年並みの予想です。

前線の影響を受けにくい東北太平洋側から関東甲信、東海は平年並みか平年より少なくなる見通しです。

東北太平洋側は7月以降、雨の少ない状態が続いていて、宮城県の鳴子ダムでは28日(木)時点の貯水率が0%になるなど、渇水の地域があります。この先も水の無駄遣いにお気をつけください。
長期予報 この先3か月の天候見解
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