熱帯低気圧周辺で雨雲発達　午後〜明日は鹿児島本土でも大雨のおそれ

薩摩川内市の西約110kmに中心を持つ熱帯低気圧の周囲には、発達した雨雲が連なっています。

アメダス中甑では、4時37分までの1時間に26.0mmの強い雨を観測しました。一方で自治体が設置した下甑村の雨量計では、早朝に1時間に50mmを超える非常に激しい雨を観測しています。また、周辺の海域ではすでに1時間で100mm以上の猛烈な雨を解析しています。

甑島では14時頃にかけて、激しい雷雨に厳重警戒してください。
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また風も強まっています。現時点までに、中甑では早朝に16.5m/s、鹿児島県枕崎市で未明に17.6m/s、長崎県の雲仙岳でも16.4m/sの最大瞬間風速を観測しています。

この後も熱帯低気圧の接近に伴い風が強まるところはあるものの、暴風となるのはごく一部で限定的とみられます。竜巻等の突風には注意が必要です。
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この後、活発な雨雲は鹿児島本土にも入ってくるおそれがあります。薩摩半島を中心に、昼頃から明日22日(金)にかけて雷を伴って非常に激しい雨の降るおそれがあります。線状降水帯のように発達した雨雲が次々と流れ込み続けて、大雨となる可能性もあります。

道路冠水や河川・用水路の増水や氾濫、土砂災害の発生等に厳重に警戒してください。荒天時の無理な移動は控えるようにしてください。
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