熱帯低気圧が台風に発達予想 九州は今日〜明日にかけて大雨のおそれ

2025-08-21 04:30 ウェザーニュース

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8月21日(木)3時現在、九州の西の東シナ海で発達中の熱帯低気圧について、気象庁は「24時間以内に台風に発達する見込み」と発表しました。次に台風が発生すると台風12号と呼ばれることになります。

熱帯低気圧の東側では湿った空気の影響で雨雲が発達していて、非常に激しい雨が降るおそれがあります。九州では今日から明日22日(金)にかけて大雨に警戒してください。
▼熱帯低気圧 8月21日(木)3時
 中心位置   鹿児島県薩摩川内市の西約120km
 移動     北東 15 km/h
 中心気圧   1008 hPa
 最大風速   15 m/s
 最大瞬間風速 23 m/s
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九州で激しい雷雨に 大雨のおそれ

この熱帯低気圧は沖縄の南で「台風に発達する見込み」とされていたもので、その後気象庁から「台風発生の可能性が小さくなった」と発表され、東シナ海を北上していました。

熱帯低気圧の周囲には発達した雲が連なっていて、未明から鹿児島県内などで激しい雷雨となっています。九州では大気の状態が非常に不安定となるため、明日22日(金)にかけて雷を伴って非常に激しい雨の降るおそれがあります。大雨となる可能性があるため、低地の浸水や土砂災害等に注意・警戒してください。

熱帯低気圧の進路の予想を見ると、次第に九州に近づく予想となっていますが、まもなく発達のピークを迎えるとみられるため暴風等の影響は限定的とみられます。強風や、竜巻等の突風には注意が必要です。
ひまわり9号衛星雲画像ひまわり9号衛星雲画像
レーダー 風モード(ウィンドフロー)をアプリで見るレーダー 風モード(ウィンドフロー)

8月は台風の発生が最も多い時期

平年の台風発生数
次に台風が発生すると、8日(金)に発生した台風11号以来で「台風12号」と呼ばれることになります。今月3つめの台風発生となります。

台風発生数の平年値を見ると、8月の台風発生数の平年値は5.7個で、一年の中でも最も台風の発生が多くなる時期です。今年も日本の南で複数の台風が発生する可能性があります。

秋にかけての本格的な台風シーズンとなりますので、台風対策・大雨対策等を整えておくようにしてください。
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