沖縄の南に熱帯低気圧　急な強雨や雷雨に注意

昨日17日(日)午後に、沖縄の南で熱帯低気圧が発生しました。太平洋高気圧の縁に沿うようにゆっくりと北上していて、明日19日(火)にかけて沖縄本島〜宮古島付近を通過する見通しです。
実況・予想天気図実況・予想天気図

沖縄や奄美には、熱帯低気圧の周囲を吹く暖かく湿った空気が流れ込みやすくなっていて、雨雲が点在しています。上空には寒気を伴った低気圧もあり、大気の状態が不安定です。晴れていても急な強い雨や落雷、突風などに注意してください。
雨雲レーダー雨雲レーダー

午後は沖縄本島や奄美を中心に風がやや強まり、高波やうねりにも注意が必要です。深夜以降は熱帯低気圧本体の活発な雨雲がかかり始めるとみています。
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沖縄付近の海面水温は平年並みで、極端な発達は見られません。ただ、東シナ海まで達すると海面水温が平年より高い領域を進むため、少し発達して一時的に台風勢力になるかもしれません。

ただ、台風になったとしてもすぐに熱帯低気圧に変わる見込みで、日本に上陸することもないとみています。熱帯低気圧(台風)周辺では暖かく湿った空気が流れ込んで雨雲が発達しやすくなるため、特に九州では明日から週後半にかけて急な強い雨や雷雨などに注意してください。
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