ハリケーンErin　カリブ諸国で荒天　アメリカ東海岸も高波警戒

現地時間の15日(金)午前（日本時間16日未明）に発生したハリケーンErinは急速に発達して、16日(土)には中心気圧915hPa、最大風速70m/sに達し、5段階の勢力で最も強いカテゴリー5となりました。

その後はやや勢力を落としたものの、現地時間17日(日)午後の時点で最大風速55m/sのカテゴリー3の勢力です。

ハリケーンの南側に広がる雨雲がかかるプエルトリコや進路に近いタークス・カイコス諸島、バハマなどは雨が強まり、多い所では100mm以上の雨が予想されています。風も強く荒れた天気となる見込みです。
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ハリケーンはしばらく北西に進んだ後、北寄りに進路を変えて、アメリカ大陸の東の海上を北上する見込みです。

今後は再び勢力を強めるとみられ、現地時間20日(水)朝（日本時間20日夜）の時点でもカテゴリー3を維持するとみられます。

アメリカ本土には近づかないものの、東海岸の広い範囲に高波が押し寄せる予想です。一部では3m以上の高波が予想され、危険な離岸流の発生する可能性があります。国立ハリケーンセンターはカリブ諸国やアメリカ、カナダの沿岸部に対して警戒を呼びかけています。
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