寒冷前線が東北に南下
一時的な激しい雷雨に警戒

今日17日(日)はオホーツク海にある低気圧からのびる前線が北日本を通過しています。前線に向かって南西からは暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定になって前線付近で雨雲が発達している状況です。

昼頃にかけては北海道の道北や道央、道南で雨が強まり、厚沢部町鶉では13時09分までの1時間に51.5mmの非常に激しい雨を観測しました。現在はこの活発な雨雲が青森県まで南下していて、大間町では14時55分までに33.5mmの激しい雨を観測しています。周辺では10分間で10mmを超えている所もある状況です。
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また、風も強くなっています。青森県八戸市では14時20分に最大瞬間風速22.4m/sを観測しました。
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前線はこの後も南下を続け、間もなく青森市にも活発な雨雲がかかる見込みです。夜にかけては秋田県や山形県の庄内などでも雨が強まるとみています。道路冠水や落雷、突風にも警戒してください。

明日18日(月)になると前線はさらに南下して、活動を弱める見込みです。東北南部や新潟県では雨の降ることがありますが、午後は段々と天気が回復に向かいます。

ただ、晴天は長くは続かず、週中頃や次の週末は再び前線が通過して北海道や東北北部を中心に雨の降る所が多くなる予想です。日本海側を中心に降り方が強まったり雷雨となったりするおそれがあるため、夏休み期間中のお出かけを予定されている方はこまめに最新の情報を確認するようにしてください。
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写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）
碧いトナカイさん