午後になり関東各地で雨雲発達　埼玉県内は雷やアラレを伴った所も

今日8日(金)の関東は朝から晴れて、午前中から35℃を超える暑さになりました。地上付近の気温が上昇した一方で、上空を寒気を伴った気圧の谷が通過していることで大気の状態は非常に不安定です。

午後になって各地で雨雲が発生、特に相模湾や東京湾から吹き込む南風と、北関東から吹き込む北風が収束している埼玉県内で発達が目立っています。

自治体が朝霞市に設置した雨量計では10分間で21mm（1時間降り続けば100mm超に相当）の激しい雨が観測され、落雷が頻発している状況です。また、周辺のウェザーニュースアプリ利用者からの報告では、アラレを伴っている所もあります。
現在の発雷観測状況 雷レーダー現在の発雷観測状況 雷レーダー

この雨雲は東に移動していて、東京都内や千葉県北部に雨の中心が移ってきました。また、関東北部でも雨雲が発達している所があり、夕方にかけては関東の広い範囲で雷雨となる可能性があります。

活発な雨雲が通過するタイミングでは短時間に激しい雨が降って道路が冠水したり、落雷による停電が発生するなどの影響が考えられます。

今は晴れている所でも急に冷たい風が吹いてくる、昼間でも薄暗く感じる、雷鳴が聞こえるなどの雷雨の前兆が現れたら注意をしてください。
雨雲レーダー雨雲レーダー

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写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）
シーフードカニーさん