今日は満月　8月の満月は別名「スタージェンムーン（チョウザメ月）」

今夜は、西日本は前線の影響で雨が降るところが多く、お月見にはあいにくの天気となります。

前線から離れている東日本や北日本は、雲が出るものの満月が顔をのぞかせるチャンスがあります。特に北日本はチャンス大です。

沖縄は太平洋高気圧に覆われて、お月様をバッチリ見ることができそうです。
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▼各地の日の入り時刻・月の出時刻
根室　日の入り 18時29分　月の出 18時43分
仙台　日の入り 18時37分　月の出 18時50分
東京　日の入り 18時37分　月の出 18時49分
大阪　日の入り 18時52分　月の出 19時04分
福岡　日の入り 19時11分　月の出 19時23分
那覇　日の入り 19時10分　月の出 19時21分
各地の日の出日の入り・月の出月の入り時刻

アメリカの先住民は季節を把握するために、各月に見られる満月に名前を、動物や植物、季節のイベントなど実に様々につけていました。

農事暦（The Old Farmer's Almanac）によると、アメリカでは8月の満月を「スタージェンムーン（Sturgeon Moon／チョウザメ月）」と呼ぶようです。

8月は五大湖などでチョウザメの漁獲のシーズンを迎えることから、この名前がつけられたと言われています。
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満月の瞬間がいつになるのかは、太陽・地球・月の位置関係によって計算ができます。

地球から見て、太陽の方向と月の方向の差（黄経差）が0度の瞬間が朔（新月）、90度の瞬間が上弦（半月）、180度の瞬間が望（満月）、270度の瞬間が下弦（半月）と定義されていて、およそ1か月弱で1周します。

つまり満月は、地球から見て太陽と月がほぼ正反対の方向にならぶ瞬間（太陽、地球、月の順に、ほぼ一直線にならぶ瞬間）を指します。

この位置関係の変化によって、地球から見ると月に太陽光が当たっている部分が変わるため、三日月や上弦、満月、下弦など、満ち欠けが移り変わっていくことになります。
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ウェザーニュースでは9日(土)夜、満月の様子を生中継でお届けします。屋内からゆっくりお月見をお楽しみください。

出典・参考など
The Old Farmers' Almanac、国立天文台「ほしぞら情報」、国立天文台「暦計算室」