台風9号(クローサ)　夜に関東最接近予想　雨風の強まりに注意を

▼台風9号　8月1日(金)10時（推定）
　中心位置　　　八丈島の東約200km
　大きさ階級　　／／
　強さ階級　　　／／
　移動　　　　　北　15 km/h
　中心気圧　　　975 hPa
　最大風速　　　25 m/s (中心付近)
　最大瞬間風速　35 m/s
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3本の予測モデル台風進路を3者で予測

台風は今日1日(金)の夜から明日2日(土)の朝に関東の南東海上に達し、北東に進路を変える見通しです。上陸の可能性は低く、海上を進むとみられます。

海面水温が高く上空の風の環境が発達に適した領域を進むため、台風はこの後もやや発達するとみられます。明日には最大風速が30m/sに達して暴風域を伴う予想です。

強風域に入った八丈島では5時39分に最大瞬間風速20.6m/sを観測しました。また、静岡県東伊豆町の稲取でも6時47分に同じく最大瞬間風速20.6m/sを観測しています。この後さらに強まるおそれがありますので、海岸付近にはできるだけ近づかないようにしてください。
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関東は台風の外側の雨雲がすでにかかっていて、雨が降っている所があります。関東では明日の朝にかけても断続的に雨が降る見込みです。

台風の進路に近い千葉・房総半島の沿岸では一時的に雨が強く降り、風も強まって横殴りの雨になるため、ピーク時の移動は注意をしてください。

台風から離れている東北でも湿った東寄りの風が吹き付ける影響で、太平洋側を中心に雨が降りやすくなります。
雨雲レーダー雨雲レーダー
台風ピンポイント影響予測（要ログイン）

明日2日(土)の午後には台風が東に離れていく予想です。関東では天気が急速に回復して晴れ間が戻り、気温が上昇して暑くなります。

しかし、天気が回復した後も海上は波の高い状態が続く見込みです。特に千葉県や茨城県の太平洋沿岸では3m以上の高波やうねりとなりますので、海のレジャーは要注意です。東北の太平洋側でもうねりを伴った高波にお気をつけください。
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北西太平洋や南シナ海で発生した台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風9号のクローサ（Krosa）はカンボジアが提案した名称で、鶴を意味するクメール語です。
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