沖縄付近で新たな熱帯低気圧　台風9号の後を追うように進む予想

沖縄本島の東の海上でまとまりを見せていた雲の塊は、今日9時の時点で熱帯低気圧として解析されました。15時の時点の衛星画像でも雲の渦はそれほど明瞭ではありませんが、積乱雲が発達していることがわかります。
ひまわり9号衛星雲画像ひまわり9号衛星雲画像

今後は日本の南の海上を足早に北東へ進む見込みです。熱帯低気圧の進路に当たる海域は海面水温が28〜29℃と極端に高いわけではなく、今の所は熱帯低気圧のまま進む予想となっています。ただ、コンピューターシミュレーションの計算によっては、台風勢力まで強めているものもあるため、新たな台風となる可能性もある状況です。

台風9号の後を追うように進む見通しで、8月3日(日)頃に伊豆諸島に近づく予想となっています。伊豆諸島では台風9号が去って間を開けずに熱帯低気圧が接近し、雨や風の強まるおそれがあるため注意が必要です。
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出典・参考
気象衛星画像：NICT 情報通信研究機構