明日も命に危険を及ぼす暑さ　京都や福岡・久留米など40℃予想

本州の上空10,000m付近まで覆っている高気圧の勢力は、明日も大きな変化がありません。西日本から東海、甲信を中心に体温を大きく上回るような猛烈な暑さが続く見込みです。

午後の予想気温の分布を見ても、九州北部や中国、近畿、東海は35℃以上を示す赤色の領域が大きく広がっていて、関東甲信から北陸、東北日本海側にもみられます。最高気温は京都市や福岡県久留米市などで40℃。そのほか、岡山市や岐阜市、甲府市などで39℃と危険な暑さになる所が多い予想です。

京都市の過去最高気温は2018年に記録した39.8℃ですので、もし40℃に到達すれば史上初となります。
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今日の日中の熱気が残って夜間もあまり気温が下がらないため、明日は気温の上昇ペースが早くなるとみられます。その分だけ気温が上昇する所がある見込みです。

関東や東北の太平洋側は今日に比べると海からの東寄りの風が強まるため、気温の上昇は少し抑えられる見込みです。それでも内陸部を中心に35℃は超えるため、危険な暑さには変わりありません。

広い範囲で熱中症のリスクが高まりますので、屋外での活動は最小限にとどめ、こまめに涼しい所で休憩をとるようにしてください。

室内で過ごす場合も室温に注意し、適切な水分補給が必要です。自治体が指定しているクーリングシェルター（指定暑熱避難施設）の活用もご検討ください。
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週末以降の気温は台風9号の進路が大きく影響する見通しです。

最新の予報では台風9号は8月2日(土)頃に関東の南の海上に達し、その後は北東に進むとみられます。関東では雲が広がりやすくなることに加え、台風が南に位置すると、北東からの相対的に涼しい風が吹き込むため暑さが落ち着きます。2日(土)の東京都心は最高気温が30℃の予想で、台風の影響で雨が降ればさらに下がる見通しです。

一方で、東海以西では台風の影響が小さく、台風が北東に進むと高気圧が再び勢力を拡大する予想となっています。週末から来週前半にかけて35℃以上の猛暑日が続く所が多く、体温を上回る危険な暑さになるため警戒を続けてください。
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