熱帯低気圧が発達して再び台風8号(コメイ)に 7年ぶりの「復活台風」
▼台風8号 7月27日(日)21時
中心位置 那覇市の東約190km
大きさ階級 //
強さ階級 //
移動 ほとんど停滞
中心気圧 992 hPa
最大風速 18 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 25 m/s
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最大風速が再び台風の基準を超過
23日(水)に南シナ海で発生した台風8号は、沖縄付近に北東進してきたものの勢力を落とし、26日(土)に最大風速が17.2m/s未満と解析され、熱帯低気圧になりました。
その後、上空の風の流れの変化などから再び発達しはじめ、最大風速が17.2m/s以上と解析されたことで「復活台風」となりました。
いわゆる「復活台風」は数年に1つ程度の頻度で存在し、主に事後の解析で復活台風だったと認められます。最近では2018年の台風12号、台風28号が「復活台風」だったと後日解析されました。
速報値の段階で復活台風となるのは2015年の台風12号や2014年の台風7号が挙げられます。
「復活台風」として同一の低気圧であると認められた場合には、台風番号(号数)や台風のアジア名は元のまま引き継がれます。
過去の台風データベース
その後、上空の風の流れの変化などから再び発達しはじめ、最大風速が17.2m/s以上と解析されたことで「復活台風」となりました。
いわゆる「復活台風」は数年に1つ程度の頻度で存在し、主に事後の解析で復活台風だったと認められます。最近では2018年の台風12号、台風28号が「復活台風」だったと後日解析されました。
速報値の段階で復活台風となるのは2015年の台風12号や2014年の台風7号が挙げられます。
「復活台風」として同一の低気圧であると認められた場合には、台風番号(号数)や台風のアジア名は元のまま引き継がれます。
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明日28日(月)にかけ沖縄本島に最接近 大雨のおそれ
復活した台風8号は沖縄本島付近でほとんど停滞していましたが、28日(月)は沖縄本島〜奄美付近を通過して、その後は東シナ海を西北西に進んで沖縄から離れる予想です。
ただ、この台風周辺の湿った空気や、太平洋高気圧の縁辺をまわって流れ込む湿った空気の影響で、沖縄や奄美では大気の状態が不安定となっています。特に大東島地方や奄美地方では断続的に激しい雨が降り、局地的に1時間に50mm以上の非常に激しい雨の降るおそれもあります。落雷や突風にも注意してください。
雨雲レーダーの予想を見る雨雲レーダーの予想を見る
ただ、この台風周辺の湿った空気や、太平洋高気圧の縁辺をまわって流れ込む湿った空気の影響で、沖縄や奄美では大気の状態が不安定となっています。特に大東島地方や奄美地方では断続的に激しい雨が降り、局地的に1時間に50mm以上の非常に激しい雨の降るおそれもあります。落雷や突風にも注意してください。
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また、台風8号と太平洋高気圧との間で気圧の傾きが大きくなり、風も強まっています。海上強風警報も発表されていて、船舶は注意が必要です。
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7月としては発生数が多い
今月に入ってからは台風の発生が相次ぎ、既に7つの台風が発生しています。一時は台風7号〜9号が同時に存在する状態となりましたが、同時に3つ以上の台風が存在する状況は、昨年11月に4つ同時に存在した時以来です。
例年7月は台風の発生が増え始める時期ですが、今後も熱帯低気圧や台風の発生が続く可能性があります。本格的な台風シーズンの幕開けですので、台風対策・大雨対策を整えておくようにしてください。
ひまわり9号衛星雲画像ひまわり9号衛星雲画像
気圧変化·頭痛対策の参考に<天気痛予報>
例年7月は台風の発生が増え始める時期ですが、今後も熱帯低気圧や台風の発生が続く可能性があります。本格的な台風シーズンの幕開けですので、台風対策・大雨対策を整えておくようにしてください。
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台風の名前
北西太平洋や南シナ海で発生した台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。
台風8号のコメイ(Co-may)はベトナムが提案した名称で、草の名前からとられています。
関連記事「台風の名前はどうやって決める?日本など提案のアジア名140個の呼名リスト」
レーダー 台風モードをアプリで見るレーダー 台風モード
台風8号のコメイ(Co-may)はベトナムが提案した名称で、草の名前からとられています。
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