台風8号は沖縄方面へ　強雨や強風に要警戒

▼台風8号　7月25日(金)15時
　中心位置　　　バシー海峡
　大きさ階級　　／／
　強さ階級　　　／／
　移動　　　　　北北東 30 km/h
　中心気圧　　　985 hPa
　最大風速　　　30 m/s
　最大瞬間風速　40 m/s
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台風8号(コメイ)は南シナ海にあって北北東に30km/hの速さで進んでいます。この後は勢力を弱めながら北東に進み、明日26日(土)には沖縄の先島諸島を経由して沖縄本島付近に接近する予想です。衰弱傾向ではあるものの、湿った暖かい空気の影響で発達した雨雲が流れ込み、南西諸島では断続的な強雨や大雨となるおそれがあります。強風と高波にも注意が必要です。

また、台風の接近に伴って非常に暖かく湿った空気によって発達した雨雲が九州南部に流れ込み、1時間に50mm以上の非常に激しい雨を降らせる可能性があります。線状降水帯が形成された場合はさらに雨量が増して、大規模な土砂災害や河川の氾濫につながる可能性もありますので警戒してください。
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▼台風9号　7月25日(金)15時
　中心位置　　　マリアナ諸島
　大きさ階級　　／／
　強さ階級　　　／／
　移動　　　　　ほとんど停滞
　中心気圧　　　996 hPa
　最大風速　　　20 m/s
　最大瞬間風速　30 m/s

台風9号(クローサ)はマリアナ諸島付近に停滞しています。この後は発達しながら北寄りに進み29日(月)にかけて暴風域を伴い小笠原諸島の東の海上を進む予想になっています。台風の動きが鈍いため、小笠原諸島では強風と高波が長引く恐れがあります。台風の今後の動向に注意をしてください。

5日先までに台風の暴風域に入る確率が3%以上の府県予報区は以下の通りです。（気象庁）

【台風8号（コメイ）】
　　八重山地方　　1 %
　　　石垣島地方　1 %

【台風9号（クローサ）】
　　東京都　　　　8 %
　　　小笠原諸島　8 %

北西太平洋や南シナ海で発生した台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風7号のフランシスコ（Francisco）は、米国が提案した名称で、マリアナ諸島のチャモロ人の男性の名前からとられています。

台風8号のコメイ（Co-may）はベトナムが提案した名称で草の名前からとられています。

台風9号のクローサ（Krosa）はカンボジアが提案した名称で、鶴を意味する単語です。
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