猛暑続く北海道　クーラー保有率は4年間で17ポイント上昇

お天気アプリ「ウェザーニュース」のユーザー12050人の回答を集計した結果、クーラーの保有率は全国平均で94.4%でした。西日本・東日本のほとんどの都府県で9割を超える一方で、北海道の保有率は6割弱にとどまりました。

北海道の内訳を見てみると、18.6%は「ここ2〜3年で導入」、3.9%は「今年導入した」と回答しています。近年の高温の影響で、3年以内に2割以上がクーラーを新たに導入したと考えられます。

一方で、道内では約4割の方は依然としてクーラーを保有していない中、明日以降も非常に厳しい暑さが続く予想です。

札幌の7月下旬の最高気温（平年値）は26〜27℃。クーラーがなくてもしのげる気温ですが、近年は熱帯夜や猛暑日が増加しています。今年も暑く今週は30℃超える日が続き、35℃以上の猛暑日となる地点もある予想です。 北海道の道東では内陸部を中心に35℃を大きく上回り、帯広市では過去最高に匹敵する39℃まで上がる見込みです。

クーラーをお持ちの場合は躊躇せずに活用ください。ない場合も、保冷剤や冷やしたタオルの利用、涼しい服装で過ごす、こまめな水分・塩分補給を行うなど、万全な熱中症対策でこの暑さを乗り切っていきましょう。
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