台風6号は中国大陸に上陸　中国・華南やベトナムで大雨に

台風6号は日本時間の昨日20日(日)に中国大陸南部に上陸しました。台風周辺の雨雲がかかった華南や海南島では大雨となり、多い所では21日(月)朝までの24時間の雨量が200mm以上に達しています。

21日(月)午後にかけても強雨が続いて、雨量はさらに増える見通しです。総雨量が400mm近くに達する所もあるとみられ、気象当局は広東省や海南島の一部の地域に大雨に関する赤色の警報を発表して警戒を呼びかけています。

また、台風は西進を続け、明日22日(火)から明後日23日(水)にはベトナム北部に上陸するとみられます。すでに台風の西側に広がる活発な雨雲はベトナムにかかり始めていて、今後数日にわたって大雨が続く見込みです。

ベトナム北部では200〜300mmの大雨が予想され、局地的には500mmを超える所もあると予想されます。低地では洪水、山間部では鉄砲水や土砂崩れの危険性が高まる見通しで、災害の発生が懸念される状況です。
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