台風6号(ウィパー)発生 今月4つ目 沖縄は雨や高波の影響に注意

2025-07-18 04:00 ウェザーニュース

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7月18日(金)3時、フィリピンの東で発達中の熱帯低気圧が台風6号(ウィパー)になりました。台風の発生は今月4つ目です。

沖縄では台風の周囲をまわる湿った空気の影響を受けて断続的に雨が強まり、波も高まるため注意が必要です。
▼台風6号 7月18日(金)3時
 中心位置   フィリピンの東
 大きさ階級  //
 強さ階級   //
 移動     北西 20 km/h
 中心気圧   996 hPa
 最大風速   18 m/s
 最大瞬間風速 25 m/s
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台湾の南を通って南シナ海に進む見込み

進路の予想を見ると、このまま西北西に進んで台湾とフィリピンの間のバシー海峡を通過し、南シナ海に向かうことが予想されています。

日本への直撃はないものの、この台風の周囲を反時計回りにまわる湿った空気が沖縄方面に流れ込むため、沖縄では先島諸島を中心に断続的に雨が強まる可能性があります。進路から離れていても油断はできません。

また沖縄では、太平洋高気圧と台風の間で気圧の傾きが大きくなることで、波も高まる予想です。海のレジャーなどの際は、台風からのうねりを伴った高波の影響にもご注意ください。
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世界各国の進路予想(要ログイン)
また、三連休に香港やマカオを訪れる予定の方は、21日(月)海の日は荒天となる可能性があるため、現地での気象情報にもご注意ください。
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本格的な台風シーズンの幕開け

平年の台風発生数
台風の発生は13日(日)に発生した台風5号以来5日ぶりで、今月に入って4つめです。

台風発生数の平年値を見ると、7月は平均3.7個と一気に発生数が増える時期であることがわかります。今年も日本の南海上は熱帯低気圧が発生しやすい環境となっていて、今後も熱帯低気圧や台風の発生が続く可能性があります。

本格的な台風シーズンの幕開けですので、台風対策・大雨対策を整えておくようにしてください。
ひまわり9号衛星雲画像ひまわり9号衛星雲画像
気圧変化·頭痛対策の参考に<天気痛予報>

台風の名前

北西太平洋や南シナ海で発生した台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風6号のウィパー(Wipha)は、タイが提案した名称で、女性の名前からとられています。
関連記事「台風の名前はどうやって決める?日本など提案のアジア名140個の呼名リスト」
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