四国や九州で強雨エリアが拡大　明日にかけて雨の中心はさらに西へ

今日17日(木)は午後になって、四国や九州で雨の強い範囲が拡大しています。明日18日(金)にかけて雷を伴った激しい雨や大雨に注意・警戒が必要です。

東海も局地的に激しい雨が続いていて、道路冠水や土砂災害等のおそれがあります。
雨雲レーダー雨雲レーダー

東海は24時間で200mmを超えている所も

太平洋高気圧の縁に沿って吹く南からの暖かく湿った空気が、東海から西日本太平洋側を中心に流れ込んでいます。東海では朝から断続的に激しい雨となって、局地的には1時間に60mmを超える非常に激しい雨になりました。

16時00分までの24時間降水量は、三重県や岐阜県の一部で200mmを超えています。周辺地域には引き続き土砂災害警戒情報が発表中です。急斜面など危険な場所には近づかないでください。

また、夕方になって活発な雨雲のラインが名古屋市に接近しています。帰宅時間に雨のピークが重なってしまう可能性があるため、雨雲レーダーも活用して荒天時の移動は控えるようにしてください。
警報・注意報の発表状況履歴今後の見通し

高気圧の勢力の強まりに伴い、湿った空気の流入エリアが西へ移動してきています。四国の広い範囲や中国西部、九州にも活発な雨雲がかかりやすくなってきました。多い所では10分間で10mm近い雨になっていて、雷も伴っています。

四国では明日の午前にかけて、中国西部や九州では明日の夕方にかけて激しい雨や非常に激しい雨となるおそれがあり、道路冠水や河川の増水、土砂災害等に注意・警戒が必要です。線状降水帯が発生する可能性もあり、その場合はさらに雨量が嵩むおそれがあります。

特に高知県では13日(日)〜14日(月)に大雨となったばかりの所に雨が降るため、災害リスクが高まる予想です。自治体からの避難情報も確認し、身の安全を第一に行動するようにしてください。
大雨ピンポイント影響予測（要ログイン）
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写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）
-マサさん