フィリピンの東で台風発生予想 沖縄は影響注意 次に発生すると“台風6号”

2025-07-16 10:18 ウェザーニュース

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7月16日(水)9時にフィリピンの東で発生した熱帯低気圧について、気象庁は「24時間以内に台風に発達する見込み」と発表しました。次に台風が発生すると台風6号と呼ばれることになります。

沖縄ではこの熱帯低気圧の周囲をまわる湿った空気の影響を受けて、断続的に雨が強まる可能性があり注意が必要です。
▼熱帯低気圧 7月16日(水)9時
 中心位置   フィリピンの東
 移動     北西 ゆっくり
 中心気圧   1004 hPa
 最大風速   15 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 23 m/s
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台湾の南を通って南シナ海に進む見込み

今日16日(水)9時に発生したこの熱帯低気圧は、今後勢力を強めて台風に発達する可能性が高まってきました。

進路の予想を見ると、このまま西北西に進んで台湾とフィリピンの間のバシー海峡を通過し、南シナ海に向かうことが予想されています。

ただ、この熱帯低気圧の周囲を反時計回りにまわる湿った空気が沖縄方面に流れ込むため、沖縄では先島諸島を中心に断続的に雨が強まる可能性があります。進路から離れていても油断はできません。

海のレジャーなどの際は、台風からのうねりの影響にもご注意ください。
ひまわり9号衛星雲画像ひまわり9号衛星雲画像
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本格的な台風シーズンの幕開け

平年の台風発生数
次に台風が発生すると、台風6号と呼ばれることになります。13日(日)に発生した台風5号以来で、今月4つめの台風発生となります。

台風発生数の平年値を見ると、7月は平均3.7個と一気に発生数が増える時期であることがわかります。今年も日本の南海上は熱帯低気圧が発生しやすい環境となっていて、今後も熱帯低気圧や台風の発生が続く可能性があります。

本格的な台風シーズンの幕開けですので、台風対策・大雨対策を整えておくようにしてください。
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