東海は段々と雨のピークを越える
朝鮮半島付近にある低気圧からのびる前線位相が東日本を通過しています。日本の東には太平洋高気圧があり、高気圧の縁に沿って南からも非常に暖かく湿った空気が流れ込んで、太平洋側を中心に雨雲が発達している状況です。
今朝は特に東海や甲信付近で雨が強まっていて、静岡県富士市では6時30分までの1時間に51.0mmの非常に激しい雨を観測しました。東海付近には昨夜遅くから活発な雨雲がかかり続けていて、山沿いを中心に雨量がかさんでいます。24時間降水量は愛知県や静岡県を中心に150mmを超えていて、一部では200mmを超えてきました。
岐阜県や静岡県、山梨県の一部には大雨警報が発表中です。
警報・注意報の発表状況 履歴 今後の見通し
全国のアメダス観測値・ランキング
岐阜県や静岡県、山梨県の一部には大雨警報が発表中です。
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愛知県など東海西部ではこのあと9時頃まで、静岡県では昼過ぎまで雨の強い状況が続き、さらに雨量が増えるおそれがあります。雨雲が停滞してしまうと線状降水帯が発生して、さらに大雨災害の危険度が高まることも考えられます。
激しい雨による道路冠水や河川の増水、土砂災害等に厳重に警戒して、安全を第一に行動するようにしてください。
現在の土砂災害危険度
激しい雨による道路冠水や河川の増水、土砂災害等に厳重に警戒して、安全を第一に行動するようにしてください。
現在の土砂災害危険度
関東は日中が雨のピーク
沿岸部を中心に南寄りの風も強く、横殴りの雨になることがあります。外出の際は大きめの傘やレインウェア、濡れたものを拭くハンドタオルなどがあった方が良さそうです。
レーダー 風モード(ウィンドフロー)をアプリで見るレーダー 風モード(ウィンドフロー)
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いったん弱まっても明日は再び大雨のおそれ
関東付近は16日(水)日中にかけて、東海は17日(木)日中にかけて南から非常に発達した雨雲が次々に流れ込み、山沿いの南斜面を中心に災害級の大雨となるおそれがあります。予想される総降水量は静岡県付近が最も多く、300mmを超えるところがある見込みです。災害の発生に厳重な警戒が必要です。最新の気象情報に加えて、自治体から発令される避難情報や交通機関の運行情報などにも留意してください。
大雨ピンポイント影響予測(要ログイン)
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また、17日は近畿や四国太平洋側など西日本にも広がるとみられます。すでに雨量がかさんでいる所では地盤が緩んでいる可能性があるため、急斜面など危険な場所には近づかないでください。
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