西日本の所々で激しい雨 猛烈な雨のおそれも
夜以降は東海で大雨警戒

2025-07-14 11:33 ウェザーニュース

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今日14日(月)は西日本で雨の降っている所が多く、所々で激しい雨となっています。

雨の範囲は徐々に東へ移動し、近畿や東海にも発達した雨雲が流れ込みやすくなる見込みです。太平洋側を中心に、非常に激しい雨や大雨に警戒が必要です。
雨雲レーダー雨雲レーダー

九州では間もなく雨のピーク越え

日本海に低気圧、九州付近に熱帯低気圧があり、それぞれから前線がのびています。南からは非常に暖かく湿った空気が流れ込み、周辺で雨雲が発達して所々で激しい雨を降らせている状況です。
実況・予想天気図実況・予想天気図
大分県玖珠町では10時00分までの1時間に33.5mm、山口県山口市篠生では11時00分までに37.5mmの激しい雨を観測しました。ただ、低気圧の東進に伴って、九州では雨のピークを越えつつあります。
全国のアメダス観測値・ランキング

高知では3時間解析雨量が130mmに達した所も

熱帯低気圧は今後不明瞭になりつつ、寒冷渦(上空の寒気を伴った低気圧)に取り込まれて動きが遅くなる見込みです。このため、四国を中心に暖かく湿った空気の流れ込みやすい状況が続くとみられます。
局地的には1時間に80mm以上の猛烈な雨となる予想です。高知県の西部山沿いでは3時間解析雨量が130〜140mmに達した領域があり、アメダスの観測でも24時間雨量は200mmを大きく超えている所があります。

高知県内では夕方にかけてさらに雨量が増える見込みです。河川の増水や氾濫、土砂災害などに警戒し、危険な場所には決して近づかないでください。
大雨ピンポイント影響予測(要ログイン)

東海には気象庁から「線状降水帯」の情報

朝はしっかりと晴れていた近畿にも、雨雲がかかり始めました。また、夜には活発な雨雲が東海に入ってくる見込みです。南からの湿った空気が直接山にぶつかる太平洋側で雨が強まりやすくなり、同じような所に活発な雨雲がかかり続ける可能性もあります。
名古屋地方気象台は、東海の各地では今日の夜から明日の昼前にかけて「線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性がある」との気象情報を発表しました。今夜は早めに帰宅し、安全な場所で過ごすようにしてください。
また、東海では週後半にかけての雨量がかさみ、多い所では300mmを超える大雨となるおそれがあります。地盤が緩むことで平常時よりも少ない雨量で土砂災害が発生するおそれがあるため、傾斜地など危険な場所には近寄らないようにしてください。
今日・明日〜2週間先までの週間天気予報今日・明日〜2週間先までの週間天気予報

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
高知県高岡郡越知町の空さん
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