西日本では非常に激しい雨のおそれ 台風とは別の低気圧の影響

2025-07-14 08:45 ウェザーニュース

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今日14日(月)朝は西日本では九州や中国四国を中心に雨が強まっています。このあと雨のエリアは東へとゆっくりと移動し、午後は近畿や東海でも発達した雨雲が流れ込みやすくなります。

西日本太平洋側から東海にかけては非常に激しい雨や大雨に警戒が必要です。
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高知県などでは土砂降りの雨に

台風5号とは別の低気圧が朝鮮半島と九州の西にあり、そこからのびる前線が西日本を通過する予想です。低気圧や前線に向かって南から非常に暖かく湿った空気が流れ込み、雨雲が発達しています。

四国を中心に雨が強まっていて、高知県安芸市では8時30分までの1時間に45.0mmの雨を観測。そのほか、高知県内では1時間に30mm以上の激しい雨が降っているところがあります。九州でも朝からところどころに発達した雨雲が見られ、熊本県玉名市の岱明では8時10分までに16.0mmの強い雨を観測しました。
雨雲レーダー雨雲レーダー

17日(木)にかけて雨量増加 大雨警戒

九州では午前中、中国四国では昼過ぎにかけてが雨のピークとなり、午後になると強雨のピークは近畿や東海へと移ると予想しています。南からの湿った空気が直接山にぶつかる太平洋側で雨雲が発達しやすくなります。局地的には1時間に50mm以上の激しい雨が降るおそれがあり、道路冠水や河川増水などに注意が必要です。

明日15日(火)〜16日(水)にかけては関東など東日本で雨の強まる見込みです。17日(木)になると東の海上にある太平洋高気圧が勢力を強めるため、強雨のエリアは再び東海や西日本に移り、発達した雨雲が流れ込む予想です。

17日(木)にかけては条件が揃ってしまうと線状降水帯が形成されてもおかしくありません。その場合はさらに雨量が増加するおそれがあり、大規模な冠水や河川の増水や氾濫、土砂災害などの危険性が高まるので警戒が必要です。

特に東海地方では週後半にかけての雨量がかさみ、多いところでは300mm近くに達する大雨となるおそれがあります。地盤が緩むことで、平常時よりも少ない雨量で土砂災害が発生するおそれがあるため、傾斜地など危険な場所には近寄らないようにしてください。
大雨ピンポイント影響予測(要ログイン)
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