週刊地震情報 2025.7.13
トカラ列島の地震活動継続 増減を繰り返し終わり見えず
国内:一連の活動で8回目の震度5弱以上
今回の活動は増減を繰り返し長期化
今回のトカラ列島近海の地震活動で特徴的なのは、地震回数が減少してもそのまま沈静化に向かわない点です。
6月23日(月)に183回と有感地震が最多になった後、26日(木)、27日(金)に10回まで減少。その後は再び増加に転じて、7月3日(木)は最大震度6弱の地震が発生し、有感地震が168回に達しています。
2回目の波は1週間余り続いて、7日(月)からようやく減少に向かい、10日(木)は有感地震が22回でした。ただ、翌日11日(金)は5日ぶりに100回を超え、12日(土)は有感地震こそ少なかったものの、震度3が3回、震度4が1回発生しています。
活動期間は3週間を超え、有感地震は1900回以上です。終息に向かうかどうかは、まだしばらく状況を見ていく必要があると考えられます。
6月23日(月)に183回と有感地震が最多になった後、26日(木)、27日(金)に10回まで減少。その後は再び増加に転じて、7月3日(木)は最大震度6弱の地震が発生し、有感地震が168回に達しています。
2回目の波は1週間余り続いて、7日(月)からようやく減少に向かい、10日(木)は有感地震が22回でした。ただ、翌日11日(金)は5日ぶりに100回を超え、12日(土)は有感地震こそ少なかったものの、震度3が3回、震度4が1回発生しています。
活動期間は3週間を超え、有感地震は1900回以上です。終息に向かうかどうかは、まだしばらく状況を見ていく必要があると考えられます。
国内:根室半島南東沖の地震で震度3を観測
世界:ニュージーランドの南西でM6.3の地震
アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上の地震は1回発生しています。最も大きな地震は、ニュージーランドの南西海域で発生したマグニチュード6.3です。
日本時間の7日(月)の夜にニュージーランドの南西の海域を震源とするマグニチュード6.3、深さ約22kmと推定される地震が発生しました。
ニュージーランドの南島まで強い揺れの範囲は拡大せず、津波も発生していません。地震のメカニズムは東西方向に圧力軸を持つ逆断層型と解析されています。
ニュージーランド周辺は太平洋プレートとオーストラリアプレート(インド・オーストラリアプレート)の境界に位置し、大きな地震が度々発生している領域です。
2つのプレートの境界付近は動きが複雑で、様々なメカニズムの地震が発生します。南島の南部から南西の沖合にかけては、太平洋プレートがオーストラリアプレートの沈み込んでいるため、今回のような逆断層型の地震が主流です。
最近では2009年にマグニチュード7.8の地震が発生し、家屋の損傷や小規模な地すべりがみられました。また、津波も発生し、ニュージーランドでは最大40cmを観測しています。
日本時間の7日(月)の夜にニュージーランドの南西の海域を震源とするマグニチュード6.3、深さ約22kmと推定される地震が発生しました。
ニュージーランドの南島まで強い揺れの範囲は拡大せず、津波も発生していません。地震のメカニズムは東西方向に圧力軸を持つ逆断層型と解析されています。
ニュージーランド周辺は太平洋プレートとオーストラリアプレート(インド・オーストラリアプレート)の境界に位置し、大きな地震が度々発生している領域です。
2つのプレートの境界付近は動きが複雑で、様々なメカニズムの地震が発生します。南島の南部から南西の沖合にかけては、太平洋プレートがオーストラリアプレートの沈み込んでいるため、今回のような逆断層型の地震が主流です。
最近では2009年にマグニチュード7.8の地震が発生し、家屋の損傷や小規模な地すべりがみられました。また、津波も発生し、ニュージーランドでは最大40cmを観測しています。
出典・参考
※日本国内の震源・震度の情報は特に記載が無ければ気象庁より。海外の震源情報は特に記載が無ければアメリカ地質調査所(USGS)より。発表機関により震源情報に差が生じることがあります。
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