満月「バックムーン」が雲の間から顔を出す

2025-07-11 20:55 ウェザーニュース

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2025年7月の満月は11日(金)夕方の日暮れの頃に東の空から昇り、翌日の明け方の日の出の頃に西の空に沈みます。

雄ジカ(=バック)のツノが生え変わる時期であることから、7月の満月はアメリカの農事暦で「バックムーン(Buck Moon)」とも呼ばれます。

晴れている北海道や東北日本海側、北陸地方を中心に満月の報告が届きました。また局地的に雨が降っていた東日本や西日本でも雲の合間から満月が顔を出してくれたところがありました。
〔写真〕各地から届いたバックムーン

ウェザーニュースでは、満月ライブカメラを配信しています。あいにくの天気で見られないエリアの方や、屋内でゆっくりお月見をしたい方は、中継映像から満月鑑賞をお楽しみください。

7月の満月、英語で”Buck Moon”

農事暦における満月の呼び方
アメリカの先住民は季節を把握するために、各月に見られる満月に名前を、動物や植物、季節のイベントなど実に様々につけていました。

農事暦(The Old Farmer's Almanac)によると、アメリカでは7月の満月を「バックムーン(Buck Moon/男鹿月)」と呼ぶことがあるそうです。

7月は雄ジカ(=バック)のツノが生え変わる時期であることから、この名前がつけられたといわれています。

現象おさらい 満月とは

太陽、月、地球の位置関係
月は自ら光っているわけではなく、太陽の光を反射することで輝いて見えています。

そして、太陽の光が当たっている月面の半球が地球から見てどちらを向いているかによって、三日月や上弦、満月、下弦など、見かけ上の形が変わります。

地球から見た太陽の方向を基準に、太陽の方向と月の方向の黄経差が0度の瞬間が朔(新月)、90度の瞬間が上弦(半月)、180度の瞬間が望(満月)、270度の瞬間が下弦(半月)と定義されていて、およそ1か月弱で1周します。

つまり満月は、地球から見て太陽と月が正反対の方向にならぶ瞬間(太陽、地球、月の順に、ほぼ一直線にならぶ瞬間)を指します。
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写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿) もしもし亀さん

参考:国立天文台「ほしぞら情報」「暦計算室」、アストロアーツ「星空ガイド」 、The Old Farmers' Almanac
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