アメリカ南西部で本格的な暑さ　フェニックスは48℃近くまで上昇

アメリカ西海岸は太平洋に中心をもつ優勢な高気圧に覆われて、広い範囲で晴れています。アリゾナ州やネバダ州など南西部の上空1500m付近には+25℃以上の非常に暖かな空気が流れ込んで、気温が上昇しました。（ここ数日、日本の暑さをもたらした暖気は＋21℃前後）

フェニックスのスカイハーバー空港では9日(水)の最高気温が48℃近く（華氏118°F）まで上昇し、ラスベガスでも43℃（華氏110°F）を観測しています。もともと暑さの厳しい地域ではありますが、平年を3〜5℃上回る気温です。

現地の気象当局はアリゾナ州、ネバダ州を中心にExtreme Heat Warning（高温警報）を発表し、熱中症に警戒するよう呼びかけています。

今回の暑さは長くは続かず、10日(木)以降は次第に落ち着く見込みです。本格的な暑さのシーズンはこれからで、8月にかけて熱波に見舞われる時期もあるとみられます。
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