トカラ列島の地震は減少傾向　このまま沈静化するかは不透明

トカラ列島近海を震源とする地震活動は7日(月)頃からやや低下しています。震度1以上を観測する有感地震の回数は7日(月)が70回と1週間ぶりに1日あたり100回を下回り、昨日8日(火)は39回とさらに減少しました。

今日9日(水)は11時までに14回で、そのうち震度3以上は1回となっています。また、規模の大きな地震も減っていて、マグニチュード5以上は7日(月)0時12分の地震が最後です。

ただ、今回の地震活動では6月26日と27日に1日の有感地震が10回台まで減少した後に、再び活発になって震度5弱以上の地震が相次ぎました。今日の地震回数もその時に比べればまだ多く、このまま沈静化するかは判断できない状況です。

規模の大きな地震が少ないとはいえ、震度3〜4の地震は昨日、今日と起きています。引き続き急な斜面など危険な所に近づくことは避け、室内で過ごす場合は落下物などに注意をしてください。
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