東海地方が梅雨明け 平年より15日早い夏の到来 気象台発表
平年より「かなり早い」梅雨明け
夏の高気圧が西日本方面から勢力を強めています。東海地方ではここ数日続いていた大気の不安定な状況が概ね解消しました。
気象庁は、この先1週間程度の天気予報を考慮して、梅雨入りの発表を判断しました。
気象庁は、この先1週間程度の天気予報を考慮して、梅雨入りの発表を判断しました。
▼気象庁の発表
東海地方の梅雨明け 名古屋地方気象台発表
平年差階級:かなり早い
平年より15日早く、昨年より14日早い
・梅雨入り/梅雨明けには平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間があります。
・春から夏にかけての実際の天候経過を考慮した検討の結果、期日が見直しされる場合があります。
・統計は1951年以降。梅雨明けを特定できなかった年は除外。
各地の梅雨入り 梅雨明け
東海地方の梅雨明け 名古屋地方気象台発表
平年差階級:かなり早い
平年より15日早く、昨年より14日早い
・梅雨入り/梅雨明けには平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間があります。
・春から夏にかけての実際の天候経過を考慮した検討の結果、期日が見直しされる場合があります。
・統計は1951年以降。梅雨明けを特定できなかった年は除外。
各地の梅雨入り 梅雨明け
時期先取りの暑さが続く
この先は夏らしい天気が続くことで、全国的に気温も夏らしくなる予想です。東海以西の各地では来週は最高気温が35℃以上の猛暑日が続出するおそれがあります。
夜も気温があまり下がらず、疲労や睡眠不足によっても熱中症のリスクが高まる可能性があります。こまめな水分補給やエアコンの使用等で積極的に熱中症予防を行ってください。
今日・明日〜2週間先までの週間天気予報今日・明日〜2週間先までの週間天気予報
夜も気温があまり下がらず、疲労や睡眠不足によっても熱中症のリスクが高まる可能性があります。こまめな水分補給やエアコンの使用等で積極的に熱中症予防を行ってください。
今日・明日〜2週間先までの週間天気予報今日・明日〜2週間先までの週間天気予報
これまでの降水量は多めの傾向
夏らしい天気が続くと気になるのは水不足です。幸い、今年はこれまでに降った雨の量が平年の同時期と比べると多めの所が多くなっています。
一方、平年の“梅雨末期”には災害級の大雨となる所が多いように、これからの時期の降水が少ないと、通算の降水量は少なくなってしまうかもしれません。今後の少雨の状況は引き続き注目が必要と言えそうです。
長期予報 この先3か月の天候見解
一方、平年の“梅雨末期”には災害級の大雨となる所が多いように、これからの時期の降水が少ないと、通算の降水量は少なくなってしまうかもしれません。今後の少雨の状況は引き続き注目が必要と言えそうです。
長期予報 この先3か月の天候見解
各地の梅雨明けは
ウェザーニュースによる今年の梅雨の見通しでは、関東甲信や北陸、東北地方の梅雨明けも平年より早めと予想しています。
※ウェザーニュースによる独自予想
各地の梅雨入り 梅雨明け
| 2025年 (◊は予想) | 昨年 | 平年 | |
|---|---|---|---|
| 沖縄 | 6月8日頃 | 6月20日頃 | 6月21日頃 |
| 奄美 | 6月19日頃 | 6月22日頃 | 6月29日頃 |
| 九州南部 | 6月27日頃 | 7月16日頃 | 7月15日頃 |
| 九州北部 | 6月27日頃 | 7月14日頃 | 7月19日頃 |
| 四国 | 6月27日頃 | 7月17日頃 | 7月17日頃 |
| 中国 | 6月27日頃 | 7月21日頃 | 7月19日頃 |
| 近畿 | 6月27日頃 | 7月18日頃 | 7月19日頃 |
| 東海 | 7月4日頃 | 7月18日頃 | 7月19日頃 |
| 関東甲信 | 7月6日頃⬫ | 7月18日頃 | 7月19日頃 |
| 北陸 | 7月6〜7日頃⬫ | 7月31日頃 | 7月23日頃 |
| 東北南部 | 7月6〜7日頃⬫ | 8月1日頃 | 7月24日頃 |
| 東北北部 | 7月6〜7日頃⬫ | 8月2日頃 | 7月28日頃 |
各地の梅雨入り 梅雨明け
梅雨入り・梅雨明けの発表は速報値 秋に見直されることも
梅雨は大雨による災害が発生しやすい時期であり社会的関心が高いことから、気象庁では現在までの天候経過と1週間先までの見通しをもとに、速報的に「梅雨入り」「梅雨明け」の発表を行っています。
あくまで予報を用いた速報であるため、平年値等の統計に用いられる確定値は、実際の天候経過を考慮して秋になってから更新されることがあります。
2022年には梅雨入り・梅雨明けの期日が秋になってから大幅に見直され、20日間以上もの大修正となった地域もありました。
関連記事「2022年 関東などの梅雨明けが1か月遅く修正 気象庁が過去にない大幅見直し」
あくまで予報を用いた速報であるため、平年値等の統計に用いられる確定値は、実際の天候経過を考慮して秋になってから更新されることがあります。
2022年には梅雨入り・梅雨明けの期日が秋になってから大幅に見直され、20日間以上もの大修正となった地域もありました。
関連記事「2022年 関東などの梅雨明けが1か月遅く修正 気象庁が過去にない大幅見直し」
| 沖縄地方 | 沖縄県 |
| 奄美地方 | 鹿児島県(奄美市、大島郡、十島村) |
| 九州南部 | 宮崎県、鹿児島県(薩摩地方、大隅地方、種子島・屋久島地方) |
| 九州北部地方 | 山口県、福岡県、大分県、佐賀県、長崎県、熊本県 |
| 四国地方 | 香川県、愛媛県、徳島県、高知県 |
| 中国地方 | 鳥取県、島根県、岡山県、広島県 |
| 近畿地方 | 京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、滋賀県、和歌山県 |
| 東海地方 | 静岡県、岐阜県、三重県、愛知県 |
| 関東甲信地方 | 東京都、栃木県、群馬県、埼玉県、茨城県、千葉県、神奈川県、長野県、山梨県 |
| 北陸地方 | 新潟県、富山県、石川県、福井県 |
| 東北南部 | 山形県、宮城県、福島県 |
| 東北北部 | 青森県、秋田県、岩手県 |
※北海道は梅雨前線の影響が明瞭にならないため、気象庁は発表対象外としています。
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