台風発生予想 小笠原諸島は強雨に注意 次に発生すると“台風3号”

2025-07-01 22:32 ウェザーニュース

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7月1日(火)21時現在、南鳥島近海で発達中の熱帯低気圧について、気象庁は「24時間以内に台風に発達する見込み」と発表しました。次に台風が発生すると台風3号と呼ばれることになります。

小笠原諸島では大気の状態が不安定となり、明日2日(水)から雨が強まる可能性がありますので注意してください。
▼熱帯低気圧 7月1日(火)21時
 中心位置   南鳥島近海
 移動     北西 ゆっくり
 中心気圧   1006 hPa
 最大風速   15 m/s
 最大瞬間風速 23 m/s
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小笠原近海をゆっくり移動 小笠原は大気不安定な状態続く

今日1日(火)12時に発生したこの熱帯低気圧は、今後やや勢力を強めて台風に発達する可能性がでてきました。ただ、周辺の環境は必ずしも発達に適しているとはいえず、現時点では暴風域を伴うほどの発達は予想されていません。

熱帯低気圧を移動させる風の流れが弱いため、小笠原近海ではゆっくりとした速度での移動が予想されています。父島や母島など小笠原諸島では、明日2日(水)から5日(土)頃にかけて大気の状態が不安定な状況が続く可能性があります。落雷や突風、急な強い雨に注意してください。
ひまわり9号衛星雲画像ひまわり9号衛星雲画像
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本格的な台風シーズンの幕開け

平年の台風発生数
次に台風が発生すると、6月23日(月)に発生した台風2号以来で、およそ1週間ぶりです。今年3つめ・今月1つめの台風で、台風3号と呼ばれることになります。

台風発生数の平年値を見ると、7月は平均3.7個と一気に発生数が増える時期であることがわかります。現在も日本の南には台風の発生しやすい低圧部が形成されていて、複数の熱帯低気圧が発生する可能性があります。

本格的な台風シーズンの幕開けですので、台風対策・大雨対策を整えておくようにしてください。
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