明日は関東平野部でも雷雨の可能性　明後日は午前中から雨に

明日は暑さをもたらしている高気圧の中心が、今日に比べると西に移ります。東日本や東北は高気圧の縁をまわる形で湿った空気が流れ込みやすく、大気の状態が不安定になる見込みです。

午前中は日差しが届いていても、山沿いや内陸部で雨雲が発生、発達しやすくなってきます。雲を移動させる上空の風が北西であるため、関東甲信では山沿いで発生した雨雲が平野部に流れ込む見込みです。都市部でも天気が急変するおそれがあります。

東北は上空の気圧の谷が通過する影響で雨雲が発達しやすく、早い所では午前中から雨が降り、午後にかけて雨の範囲が拡大する予想です。
雨雲レーダー雨雲レーダー

明後日2日(水)は高気圧の中心がさらに西に移り、関東など東日本の上空にはより湿った空気が流れ込みやすくなります。

上空の気圧の谷が通過することに加え、地上付近ではシアーライン(風の流れが変化する境界線)が形成されるため、午前中から雨の降る所がある見込みです。明日よりも早いタイミングで雨の降り出す所があり、気圧の谷が海上に抜ける夕方にかけて局地的に雨雲が発達するとみられます。

雷を伴って強い雨の降るおそれがあるため、道路冠水や落雷などに注意をしてください。
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