週間天気予報
7月スタートは猛暑とゲリラ雷雨に注意を

東日本や北日本には湿った空気が流れ込みやすく、日中の気温上昇も加わって大気の状態が不安定になる日が続く予想です。午後を中心に、山沿いなどで雨雲が発達しやすくなり、平地でも夕立やゲリラ雷雨に見舞われるおそれがあります。

週間天気予報で雨のアイコンがなくても、当日は天気予報のコメントをよく確認して、急な雨や落雷に備えるようにしてください。
雨雲レーダー 「ゲリラ雷雨リスク」モードをアプリで見る雨雲レーダー 「ゲリラ雷雨リスク」モード

週後半にかけて、太平洋高気圧が西日本方面を中心に張り出します。このため、九州から中国四国、近畿は連日晴れて強い日差しが照りつけます。

各地で昼間は30℃以上の真夏日となり、内陸部や都市部でも35℃以上の猛暑日になるところがある見込みです。

7月に入って本格的な夏の暑さとなるため、熱中症対策が欠かせません。こまめな水分補給や塩分補給を心がけ、屋外では帽子や日傘を活用するとよさそうです。室内でもエアコンを適切に使用して温度調節を行い、体調管理に十分注意してください。
熱中症情報 暑さ指数(WBGT)を確認

6月27日に九州〜近畿地方では梅雨明けが発表されました。平年よりかなり早い梅雨明けの発表でしたが、西日本では実際に夏のような天気がしばらく続く予想です。

東日本や東北は、梅雨前線こそ天気図には現れないものの、夏の高気圧の影響が弱い状態が続きそうです。梅雨明けは平年より早い予想ですが、少なくともあと1週間程度は発表はなさそうです。
実況・予想天気図実況・予想天気図