全国的に暑さの厳しい日が続く　夜も気温高く夜間熱中症に警戒

今日28日(土)は全国の半数以上で30℃以上の真夏日になりました。明日29日(日)以降も西日本を中心に晴れる日が多く、厳しい暑さが続く予想です。夜も寝苦しくなるため、昼夜を問わず熱中症に警戒してください。

真夏の暖気に覆われる

この先は太平洋高気圧の勢力が西日本を中心に強まり、上空1500m付近で18℃以上という真夏並みの空気が西日本・東日本を覆う日が続きます。また、北日本にも15℃以上の空気が流れ込む見込みです。

上空の強い暖気に日照も加わることで、東北から九州の広い範囲で予想最高気温が連日30℃を上回り、内陸部を中心に35℃以上の猛暑日になる日もあるとみられます。
暖気の流れ込み予想

主要都市のこの先の気温の予想を見ると、平年より高い・かなり高い日がほとんどになっています。名古屋では週明けの30日(月)は35℃と、猛暑日の見込みです。また、次の週末以降は体温並みの高温になる所が増えるとみられます。

最低気温も高く、東海から西日本では25℃以上の熱帯夜が続く見込みです。

北海道も、内陸部を中心に30℃以上の真夏日になる日が増えていく予想となっています。
熱中症情報暑さ指数(WBGT)を確認

体が暑さに十分に慣れていない状態で真夏並みの厳しい暑さが続くため、熱中症のリスクが高まります。屋外に出る時間をなるべく短くしたり、屋内にいても暑さを感じたら早めに冷房を活用するなどの対策を行なってください。買い物や犬の散歩などで外出する場合は、比較的気温が低い朝や夕方が良さそうです。

夜間熱中症の心配も高くなります。就寝前の水分補給や、就寝中の空調の使用など、意識的な熱中症予防を行うようにしてください。
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