関東など気温が急ピッチで上昇　群馬県内では早くも35℃超える

梅雨前線の活動が弱まり、西日本、東日本では雨の所が段々と少なくなってきました。特に関東は上空に盛夏期に匹敵する暖かな空気が流れ込んでいることに加え、朝から良く晴れて強い日差しが照りつけているため、気温の上昇が急ピッチです。

東京都心では30℃到達が8時前と、昨日よりも2時間以上早くなっています。内陸部ではさらに気温が高く、群馬県高崎市・上里見では9時20分に35.0℃を観測して、早くも猛暑日になりました。

そのほか、9時30分までの最高気温は前橋市で33.8℃、静岡県静岡空港で33.5℃、仙台市でも31.4℃など午前中から厳しい暑さです。30℃以上の真夏日の地点は165地点にのぼっています。
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午後にかけてはさらに気温が上昇し、35℃以上の猛暑日になる所が増える見込みです。午前中の早い時間から気温が上がっていることで、30℃以上の時間が長く、より熱中症のリスクが高まります。千葉県や茨城県、鹿児島県などには熱中症警戒アラートが発表中です。

まだ6月も半ばで体が暑さに慣れていませんので、真夏以上に危険な状況です。屋外での活動は最小限に留め、適切な水分補給や塩分補給を確実に行ってください。室内で過ごす場合もエアコンなどで温度を調整し、こまめな水分補給を心がけてください。
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