台風1号は中国南部に上陸見込み　海南島では300mm超の大雨のおそれ

台風1号は日本時間の13日(金)3時の時点で海南島の南を進んでいます。午後には中心付近の最大風速が30m/sに達して、暴風域を伴う予想です。

台風の進路に近い中国・海南島には活発な雨雲がかかり始め、雨が強まってきました。今日の日中、台風が通過する影響で雨や風はさらに強まるとみられ、今夜までの24時間雨量は多い所で300mm前後に達する見込みです。

海南島の6月の月平均雨量は200〜300mm程度ですので、24時間でこれに匹敵する雨が降ることになります。また、沿岸部では平均で25m/s以上の暴風が予想され、気象当局は暴風雨に関する赤色警報を発表し、警戒を呼びかけています。
ウェザーニュース 世界天気サイト

台風1号は明日14日(土)に中国大陸南部に上陸する見通しです。その後は弱まりながら北東に進んで、16日(月)には熱帯低気圧に変わる予想となっています。

台風として日本列島に直接の影響を与えることはないものの、台風由来の湿った空気が流れ込み、来週はじめの梅雨前線の活動を活発にする可能性がありますので、念のため動向に注意をしてください。
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