近畿から関東で蛍が見頃に　北陸や東北南部でも出現

関東から西の各地で蛍の出現ピークを迎えているようです。

冬から初春の寒さが影響して去年よりはやや遅めですが、このところの気温上昇で蛍前線も急ピッチに北上しています。4月後半から出現している九州では、そろそろシーズンも終盤です。

そのほかの西日本や東日本では、今後しばらく各地で見頃が続く見込みです。関東甲信では平野部でピークを迎えていますが、山間部はこれから数が増えてきそうです。北陸や東北南部でも段々と蛍が現れはじめました。

6月中には東北北部や北海道でも飛び始める見込みです。
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ウェザーニュースでは4月から6月にかけて計9回にわたり「ほたる見かけた？」というアンケート調査を実施しています。

6月5日(木)から6日(金)に実施した第9回調査では、西日本だけでなく、関東南部や東海でもほたるを見かけたという回答が届き、見頃を迎えつつあることがわかりました。

5月から出現していた沖縄では、見頃はすでに過ぎ、蛍を見かけたという回答の割合が減ってきています。

また、関東北部や北陸でも少しずつ出現が始まっている様子が、みなさんからの回答にも現れていました。

6月9日(月)までに、西日本や東海で梅雨入りしました。関東甲信や北陸、東北南部でも、まもなく雨の季節を迎えます。

これから週末にかけては雨が降りやすく、ジメジメ、ムシムシと蛍の時期らしい体感です。近畿から関東は週後半に雨のやむ日もあり、蛍の美しい舞いを楽しむことができそうです。北陸から東北では曇りや晴れの日が多く、今年最初の蛍を探してみるのも良さそうです。

蛍はとても繊細な生き物で、全国各地で蛍を守る取り組みが行われています。この先も蛍を見続けられるように、そっと静かに見守るようお願いします。
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写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）
アイリス❀さん