熱中症危険度情報バージョンアップ「熱中症の特注日アラーム」サービス開始のお知らせ

2025-07-25 10:38 ウェザーニュース

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2025年7月、熱中症危険度情報をバージョンアップしました。これまでの翌々日までのWBGT・熱中症危険度予測に加えて、過去3日間のWBGTの実績値も確認できるようになりました。また、2024年に実施したソラテナProの観測値と熱中症罹患者データの分析をもとに、特に注意が必要な日を判定、注意喚起メッセージを表示します。

熱中症の特注日(特に注意が必要な日)

一般的に熱中症になりやすいのは、気温・湿度が高く、風が弱い日です。特に梅雨明け直後や急に暑くなった日、前日との気温差が大きい日は危険度が高まるとされています。「急に暑くなった日」というのはイメージしやすいですが、「前日との気温差が大きい日」というのは、『前日よりも気温・WBGTが低くなった日も該当する』ということは、あまり知られていません。

ウェザーニュースが気象IOTセンサー「ソラテナPro」を設置するお客さまと一緒に分析をした結果、地域の熱中症搬送者数が多い日は、過去3日間のWBGT日最大値の平均と当日のWBGTに差が大きいということがわかりました。このとき、過去3日間平均値に比べて、当日のWBGTが低い(危険未満)場合も、一定数以上の搬送者数が確認されました。これは当日の気温が下がっていても、前日までに体内に蓄積された熱ストレスが原因であることが考えられます。

この結果から、過去3日間の実績と当日の予測をもとに熱中症に特に注意が必要と判定された日は、下記の2パターンのメッセージで注意喚起を強化することに致しました。

①急に暑くなる日
 前日までに比べて気温が急上昇!今日は特に警戒してください。

②急に暑さが落ち着く日
 熱ストレスが体内に蓄積!今日も熱中症に警戒してください。

「熱中症の特注日アラーム」も提供開始

アプリでもパソコン版と同じ情報が確認できるほか、条件を満たした場合は、朝6時に「熱中症の特注日アラーム」を配信します。

熱中症については、既存の「熱中症アラーム」や環境省の発表する「熱中症警戒アラート」といった通知がありますが、今回追加された熱中症の特注日アラームを受信した時は、暑さに慣れた健康な人であっても油断禁物です。たとえ前日より暑さが落ち着いている場合でも、こまめな水分補給・休憩を心がけるようにしてください。

※ウェザーニュースProをご利用のお客さまは、プッシュ通知の送信設定をONに変更してご利用ください。
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