天気痛の5人に1人が梅雨に症状悪化、9割が仕事や勉強の効率低下を自覚
7割近くに天気痛の自覚あり、女性は約半数が天気痛持ち
「あなたは天気痛を持っていますか?」と質問したところ、“はい”と回答した方が全国の35%、“持っている気がする”と回答した方が33%、“いいえ”と回答した方は32%で、“はい”もしくは“持っている気がする”と回答した方を合わせて7割近くの人に天気痛の自覚がありました。
性別で見ると、女性は約半数が天気痛持ちで、“持っている気がする”と回答した方を合わせると8割以上の方に天気痛の自覚があることがわかりました。
性別で見ると、女性は約半数が天気痛持ちで、“持っている気がする”と回答した方を合わせると8割以上の方に天気痛の自覚があることがわかりました。
都道府県ごとに見ると、天気痛持ちの方の割合が最も多かったのは徳島県で54%、次いで長崎県で52%でした。
参考 都道府県ランキング
西日本と東日本で発症率が40%を超えるところが多く、日本海側よりも太平洋側で多い傾向がありました。
大塚予報士コメント
気圧変動には低気圧や高気圧の通過に伴う変動のほか、大気潮汐や昼夜の寒暖差の影響で毎日決まった時間に繰り返される12時間周期の気圧変動があります。
この周期的な気圧変動は、北日本より西日本や東日本で、また、日本海側より太平洋側で年間を通じて大きい傾向があり、天気痛持ちの方の割合が多くなる要因の一つとして考えられます。
参考 都道府県ランキング
西日本と東日本で発症率が40%を超えるところが多く、日本海側よりも太平洋側で多い傾向がありました。
大塚予報士コメント
気圧変動には低気圧や高気圧の通過に伴う変動のほか、大気潮汐や昼夜の寒暖差の影響で毎日決まった時間に繰り返される12時間周期の気圧変動があります。この周期的な気圧変動は、北日本より西日本や東日本で、また、日本海側より太平洋側で年間を通じて大きい傾向があり、天気痛持ちの方の割合が多くなる要因の一つとして考えられます。
男女とも40代での発症が最多 女性は若い世代から発症
天気痛を感じ始めた年代について「天気痛を感じ始めたのは何歳ごろからですか?」と質問したところ、男女ともに最も多くなったのが40代で、全体の2割以上を占めました。
女性は男性に比べて若い世代のうちからの発症が多く、過半数が30代までに発症していることがわかりました。一方、男性は40代の次に発症が多くなったのは50代で、次いで30代となりました。
佐藤医師コメント
私の外来では女性が全体の80%以上を占めています。また、平均年齢は40歳程度で、10代から80代まで幅広い世代の方が受診されています。
天気の影響を取るための治療はもちろんですが、天気痛のもとになる疾患の治療を早期からしっかりと行うことで、症状の改善がしやすくなります。
女性は男性に比べて若い世代のうちからの発症が多く、過半数が30代までに発症していることがわかりました。一方、男性は40代の次に発症が多くなったのは50代で、次いで30代となりました。
佐藤医師コメント
私の外来では女性が全体の80%以上を占めています。また、平均年齢は40歳程度で、10代から80代まで幅広い世代の方が受診されています。天気の影響を取るための治療はもちろんですが、天気痛のもとになる疾患の治療を早期からしっかりと行うことで、症状の改善がしやすくなります。
5人に1人は梅雨に症状が悪化
天気痛の症状の季節性について「天気痛の症状がひどい季節はありますか?」と質問したところ、過半数が季節問わず1年中、症状に悩まされていることがわかりました。
季節の中だと、梅雨と回答した方が最も多く、全体の22%を占めました。5人に1人が梅雨に症状の悪化を感じていることがわかります。梅雨の次に多かったのは春で15%でした。
大塚予報士コメント
天気痛には気圧のほか、気温や湿度の変化も影響していると言われています。梅雨に天気痛の悪化を感じる方は、雨で湿度が上がることで体調を崩しやすくなっている可能性がありそうです。
また、春の症状悪化は、発達した低気圧の接近・通過に伴う気圧や気温の変動が影響している可能性があると考えられます。
季節の中だと、梅雨と回答した方が最も多く、全体の22%を占めました。5人に1人が梅雨に症状の悪化を感じていることがわかります。梅雨の次に多かったのは春で15%でした。
大塚予報士コメント
天気痛には気圧のほか、気温や湿度の変化も影響していると言われています。梅雨に天気痛の悪化を感じる方は、雨で湿度が上がることで体調を崩しやすくなっている可能性がありそうです。また、春の症状悪化は、発達した低気圧の接近・通過に伴う気圧や気温の変動が影響している可能性があると考えられます。
9割以上が天気痛で効率低下を感じる
ウェザーニューズでは本調査結果を活用し、天気痛の理解促進を目指すとともに、天気痛への対策や症状緩和へ役立てていただくため、「天気痛予報®︎」のさらなる精度改善と、個々の症状に合わせたよりパーソナルな予報の実現に努めてまいります。
気圧変化·頭痛対策の参考に<天気痛予報>
佐藤 純(さとう じゅん)医師
医師/医学博士 愛知医科大学痛みセンター客員教授、中部大学生命健康科学部教授
パスカル・ユニバース(株)代表
気象変化と慢性疼痛、自律神経の関係が専門
愛知医科大学病院 痛みセンターにて 2005年より天気痛・気象病外来を開設
気圧医学の第一人者、日本疼痛学会監事、日本運動器疼痛学会理事、日本生気象学会理事などを歴任
「天気痛ドクター」としてTV、雑誌等マスコミで活躍中、著書多数
大塚 靖子(おおつか やすこ)気象予報士
株式会社ウェザーニューズ 予報センター 気象予報士、「天気痛予報®」担当
日本生気象学会 気象病・天気痛研究委員会
佐藤医師と共に「天気痛予報®」を開発
ユーザーからの天気痛の症状報告を分析し、予報の評価や改善を担う
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