今年の台風発生数は23個前後 発生から短期間で日本接近も
台風発生数:平年よりやや少ない23個前後
2025年の台風発生数は、23個程度の予想です(※1)。6月以降の発生数は平年並になる予想ですが、5月までの発生数が0個のため、年間発生数は平年の25.1個よりやや少なくなりそうです。このうち日本へ接近する台風は平年並の11個程度になるとみています。
日本の南や南東海上、フィリピンの近海から南シナ海は大気の状態が不安定となり、平年より対流活動がやや活発化する見込みです。ただ、南シナ海の下層と上層の鉛直シア(※2)がやや大きいことや、フィリピンの東海上の対流活動は平年より不活発であることから、エリア全体では台風発生のしやすさは平年並となります。
日本の南や南東海上、フィリピンの近海から南シナ海は大気の状態が不安定となり、平年より対流活動がやや活発化する見込みです。ただ、南シナ海の下層と上層の鉛直シア(※2)がやや大きいことや、フィリピンの東海上の対流活動は平年より不活発であることから、エリア全体では台風発生のしやすさは平年並となります。
シーズン中は日本に近い場所で発生しやすい
2025年の太平洋熱帯域では、夏から秋にかけてエルニーニョ現象もラニーニャ現象も発生しない中立な状態が続く予想です。
シーズン前半(6〜8月)は、日付変更線付近から上層の寒気を伴った低気圧が亜熱帯付近まで南西進しやすい傾向です。このため、平年の台風発生域より北側となる日本の南や南東海上で大気の状態が不安定になり台風が発生しやすくなります。
一方、フィリピンの東海上で対流活動が平年より不活発なため台風が発生しにくく、フィリピン近海から南シナ海で平年並に発生しやすいため、平年より西寄りで発生しやすい傾向となります。
シーズン後半(9〜11月)も、引き続き日本の南や南東海上で台風が発生しやすく、フィリピンの東海上は発生しにくい状態が継続します。また、シーズン前半に比べ対流活動の中心(台風が発生しやすい場所)が西寄りになります。このため、平年よりも日本に近い場所で台風が発生するため、台風が発生してから日本に接近するまでの時間が短くなる可能性があります。
シーズン前半(6〜8月)は、日付変更線付近から上層の寒気を伴った低気圧が亜熱帯付近まで南西進しやすい傾向です。このため、平年の台風発生域より北側となる日本の南や南東海上で大気の状態が不安定になり台風が発生しやすくなります。
一方、フィリピンの東海上で対流活動が平年より不活発なため台風が発生しにくく、フィリピン近海から南シナ海で平年並に発生しやすいため、平年より西寄りで発生しやすい傾向となります。
シーズン後半(9〜11月)も、引き続き日本の南や南東海上で台風が発生しやすく、フィリピンの東海上は発生しにくい状態が継続します。また、シーズン前半に比べ対流活動の中心(台風が発生しやすい場所)が西寄りになります。このため、平年よりも日本に近い場所で台風が発生するため、台風が発生してから日本に接近するまでの時間が短くなる可能性があります。
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