鹿児島で灰混じりの雨　桜島で23日(金)以来の爆発的噴火

15時37分頃に桜島で爆発的な噴火があり、噴煙は火口上1500mまで達して雲の中に入りました。気象台の基準以上の規模の噴火となるのは、23日(金)以来6日ぶりです。

今日は上空の比較的低い所の風が東寄りで、噴煙は鹿児島市内へと広がりました。噴煙が拡大したタイミングで雨雲も鹿児島上空を通過し、各地で灰混じりのあめになっています。

ウェザーニュースアプリ利用者からの報告では、車のボンネットやフロントガラス、傘などが灰雨で汚れた様子がわかります。
雨雲レーダー雨雲レーダー

また、同じくアプリ利用者からの降灰の報告では、「うっすら」や「多量」が鹿児島市に集中しています。

上空の高い所では南寄りの風が吹いていますが、噴煙がそこまで高くは上がっていなかったとみられ、桜島の北に位置する姶良市や鹿児島空港のある霧島市からは降灰の報告が届いていません。

今夜から明日朝にかけては山頂よりも少し高い所の風向が北寄りに変わる見込みで、噴火した場合は鹿児島市の南部や南九州市、指宿市などに広がりやすくなる見通しです。引き続き桜島の活動にご注意ください。
ウェザーニュース 火山情報

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写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）
ニャーベリックのパパさん