北海道や日本海側は昨日より気温大幅上昇　関東などはやや涼しい予想

昨日まで北海道の上空に流れ込んでいた寒気は北へ退き、だんだんと上空は暖かい空気に覆われてきます。また、北日本の東の海上に高気圧があり、その周辺を時計回りに吹く風が山を越えてくる本州の日本海側や北海道では、昨日よりも気温が上がりやすくなります。

冒頭の画像は昨日と今日の最高気温の差を示していて、昨日よりも7℃以上高くなる赤い色の領域が、北海道の大部分と東北日本海側、北陸西部から近畿北部にかけて広がっています。

札幌は昨日より8℃、旭川は昨日より9℃、秋田も昨日より6℃高くなり22℃まで上がる予想です。金沢では24℃予想と昨日より7℃も上昇するとみています。それぞれ5月下旬並みから6月上旬並みくらいの気温で、昼間は過ごしやすい陽気となりそうです。

肌寒かった昨日との気温差が大きくなるので、服装で上手に調節するようにしてください。
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一方で、関東や東海、近畿は前線の北側に広がる雲に覆われ、日差しも乏しくなります。高気圧から南の海上にある前線に向かって冷涼な北東風も吹くため、昼間はあまり気温があまり上がりません。

予想最高気温は昨日よりもやや低くなり、東京では20℃、名古屋では21℃と4月下旬並みの気温となる見込みです。風が吹くと少し涼しく感じられるかもしれません。今日はカーディガンや長袖の上着など羽織るものがあるとよさそうです。
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