気象庁3か月予報
今年も猛暑に警戒 本州付近で梅雨前線が活発化

2025-05-20 14:04 ウェザーニュース

今日5月20日(火)、気象庁は6月から8月までの3か月予報を発表しました。今年も全国的に暑さの厳しい夏となる予想です。

梅雨前線の活動は本州付近で活発になりやすく、西日本や東日本では降水量が平年並みか多くなる見通しになっています。

高温傾向収まらず 熱中症対策が必須

向こう3か月の気温
地球の大気全体の温度は引き続き高いとみられます。上空の偏西風は平年より北の位置を流れやすく、チベット高気圧は平年に比べて北側で強くなる見通しです。また、太平洋高気圧は平年に比べて日本付近への張り出しが強いとみられます。

このため、日本付近は引き続き暖かい空気に覆われやすく、3か月の平均気温は全国的に平年より高くなる予想です。月毎の傾向を見ても、全国で平年より高い予想になっています。

晴れると30℃以上の真夏日や、35℃以上の猛暑日になり、湿度も上がって熱中症の危険性が高まってきます。意識的な水分・塩分補給や屋外では日陰でのこまめな休憩、屋内でも空調を適切に使用するなど、万全な熱中症対策が必要です。

西日本・東日本で降水量が多めになる可能性

向こう3か月の降水量
太平洋高気圧の張り出しが西に強いため、本州付近を中心に暖かく湿った空気が流れ込みやすくなります。これにより梅雨前線の活動が活発になることが考えられ、西日本や東日本では向こう3か月の降水量が平年並みか多くなる見通しです。

今年は九州南部が全国で最初に梅雨入りしたとされ、昨日5月19日(月)に奄美地方の梅雨入りが発表されました。沖縄はまだですが、間もなく梅雨入りとなる可能性があります。

そのほかの地域は6月に入ってからとなる見込みです。梅雨入り早々に大雨になるおそれもあるため、対策は早めに進めるようにしてください。
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