週刊地震情報 2025.5.18
16日ぶりに震度3の地震発生 北海道では震度4の地震も
2025-05-18 10:03 ウェザーニュース
国内:16日ぶりの震度3
国内:十勝地方中部の地震で最大震度4
15日(木)22時05分頃、北海道の十勝地方中部を震源とするマグニチュード4.7、深さ95kmと推定される地震が発生しました。この地震で北海道浦幌町で最大震度4、帯広市、釧路市、池田町、新得町、新冠町、三笠市などで震度2の揺れを観測しています。
十勝地方中部を震源とする震度4以上の地震は2016年7月以来、約9年ぶりです。
十勝地方には南北に横断する十勝平野断層帯が知られています。今回の地震の震央は断層帯に近いものの、深さが100km近くと深いため別の活動です。近年のこの領域の地震はほとんどが今回と同様に深さ100km前後で、十勝平野断層帯としての明確な活動は現れていません。
政府の地震調査研究推進本部は、十勝平野断層帯の活動に伴って30年以内にマグニチュード8.0程度の地震が発生する確率を0.1〜0.2%としています。ただ、過去の活動が十分に明らかになっていないことから、信頼度は低く、油断ができない断層帯です。
十勝地方中部を震源とする震度4以上の地震は2016年7月以来、約9年ぶりです。
十勝地方には南北に横断する十勝平野断層帯が知られています。今回の地震の震央は断層帯に近いものの、深さが100km近くと深いため別の活動です。近年のこの領域の地震はほとんどが今回と同様に深さ100km前後で、十勝平野断層帯としての明確な活動は現れていません。
政府の地震調査研究推進本部は、十勝平野断層帯の活動に伴って30年以内にマグニチュード8.0程度の地震が発生する確率を0.1〜0.2%としています。ただ、過去の活動が十分に明らかになっていないことから、信頼度は低く、油断ができない断層帯です。
世界:ギリシャ沖のエーゲ海でM6.0
アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上の地震は3回発生しています。最も大きな地震は南太平洋のトンガ近海で発生したマグニチュード6.4です。
今回はギリシャの地震に注目します。日本時間の14日(水)朝にギリシャのクレタ島の東を震源とするマグニチュード6.0、深さ約74kmと推定される地震が発生しました。
地震のメカニズムは横ずれ型と解析されています。クレタ島からは少し離れた震源だったため、被害を伴うような強い揺れはありませんでした。
今回の震源はアフリカプレートとエーゲ海プレートと呼ばれる小さなプレートの境界近くで発生しました。ただ、メカニズムからプレート境界型の地震ではないとみられます。
プレート境界に近いことで、クレタ島の周辺ではマグニチュード6を超えるような地震がしばしば発生します。2021年にはクレタ島の東部で今回よりも浅い震源の地震が発生し、強い揺れに見舞われました。
今回はギリシャの地震に注目します。日本時間の14日(水)朝にギリシャのクレタ島の東を震源とするマグニチュード6.0、深さ約74kmと推定される地震が発生しました。
地震のメカニズムは横ずれ型と解析されています。クレタ島からは少し離れた震源だったため、被害を伴うような強い揺れはありませんでした。
今回の震源はアフリカプレートとエーゲ海プレートと呼ばれる小さなプレートの境界近くで発生しました。ただ、メカニズムからプレート境界型の地震ではないとみられます。
プレート境界に近いことで、クレタ島の周辺ではマグニチュード6を超えるような地震がしばしば発生します。2021年にはクレタ島の東部で今回よりも浅い震源の地震が発生し、強い揺れに見舞われました。
出典・参考
※日本国内の震源・震度の情報は特に記載が無ければ気象庁より。海外の震源情報は特に記載が無ければアメリカ地質調査所(USGS)より。発表機関により震源情報に差が生じることがあります。
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