★2025年4月の天体イベント★
4月こと座流星群が出現!月と惑星の接近や今年最小の満月も
2025-04-02 10:30 ウェザーニュース
月が木星に接近
月が火星に接近
再び月が木星と火星に接近
今年最も遠い満月
4月13日(日)は満月です。今回の満月は、2025年の満月の中では地球から最も離れた位置で起こるため、見かけ上では今年最小の満月になります。
地球の周りを公転する月の軌道は楕円形で、月の軌道は太陽や地球などの重力を受けて変化しています。このため、満月や新月のときの地球と月の距離は毎回異なります。
月は13日(日)9時22分頃に満月の瞬間を迎え、翌日の14日(月)7時48分に遠地点(地球から最も遠ざかる点)を通過します。満月のときの地心距離(地球の中心と天体の中心の間の距離)は約40万6000キロメートル、月の視直径(角度で表す天体の見かけの大きさ)は約29分25秒角です。
2025年で最も地球に近い満月(11月5日)と比較すると、視直径は約12%小さく(面積は約23%少なく)なります。肉眼で見てもその大きさの違いを感じるのは難しいものの、写真を撮って厳密に比較すると、ごくわずかな違いが感じられるかもしれません。
地球の周りを公転する月の軌道は楕円形で、月の軌道は太陽や地球などの重力を受けて変化しています。このため、満月や新月のときの地球と月の距離は毎回異なります。
月は13日(日)9時22分頃に満月の瞬間を迎え、翌日の14日(月)7時48分に遠地点(地球から最も遠ざかる点)を通過します。満月のときの地心距離(地球の中心と天体の中心の間の距離)は約40万6000キロメートル、月の視直径(角度で表す天体の見かけの大きさ)は約29分25秒角です。
2025年で最も地球に近い満月(11月5日)と比較すると、視直径は約12%小さく(面積は約23%少なく)なります。肉眼で見てもその大きさの違いを感じるのは難しいものの、写真を撮って厳密に比較すると、ごくわずかな違いが感じられるかもしれません。
4月の満月、英語で“Pink Moon”
水星が西方最大離角
4月22日(火)に「水星」が「西方最大離角(※)」を迎えて、明け方の東の低空で0.4度の明るさで輝きます。ただ、今回は日の出45分前でも高度は3度と非常に低いため、東の方角が開けた場所からお楽しみください。
明け方の東の空には、水星の他に「土星」や非常に明るい「金星」の姿もあり、月が接近するタイミングもあります。早起きした日は、惑星たちで賑わう東の空に注目です。
▼22日(火)に昇る時刻(東京)
水星 4:00 金星 3:16 土星 3:38 太陽 5:00
(※)西方最大離角
地球から見て水星が太陽から西側に最も離れる現象のこと。
地球の内側を公転する水星は、見かけ上では太陽から大きく離れることがなく、日の入り後の西の低空か、日の出前の東の低空にしか見えません。太陽から最も離れる最大離角の際は、普段よりも空高くに昇るため観測チャンスとなります。
明け方の東の空には、水星の他に「土星」や非常に明るい「金星」の姿もあり、月が接近するタイミングもあります。早起きした日は、惑星たちで賑わう東の空に注目です。
▼22日(火)に昇る時刻(東京)
水星 4:00 金星 3:16 土星 3:38 太陽 5:00
(※)西方最大離角
地球から見て水星が太陽から西側に最も離れる現象のこと。
地球の内側を公転する水星は、見かけ上では太陽から大きく離れることがなく、日の入り後の西の低空か、日の出前の東の低空にしか見えません。太陽から最も離れる最大離角の際は、普段よりも空高くに昇るため観測チャンスとなります。
4月こと座流星群が活動ピーク
4月22日(火)23時頃に「4月こと座流星群」の活動が極大を迎えます。
日が沈んで空が暗くなってくる頃には放射点(※)が空に昇って、流星群を見られるようになります。極大時刻が深夜で、放射点は段々と空高くに昇ってくるため、22日(火)深夜から23日(水)明け方にかけてが一番の見頃です。
なお、未明には下弦過ぎの月が昇ってくるため、それ以降は月から離れた方向を広く見渡すようにして流星を探すのがおすすめです。
出現数が控えめな流星群のため、見えたらラッキー!と思うくらいの気持ちで、気軽に空を見上げてみてください。明るい流星の割合が高い流星群のため、もし目にできれば印象に残りそうです。
※放射点:流れ星(群流星)が飛び出してくるように見える天球上の点。
日が沈んで空が暗くなってくる頃には放射点(※)が空に昇って、流星群を見られるようになります。極大時刻が深夜で、放射点は段々と空高くに昇ってくるため、22日(火)深夜から23日(水)明け方にかけてが一番の見頃です。
なお、未明には下弦過ぎの月が昇ってくるため、それ以降は月から離れた方向を広く見渡すようにして流星を探すのがおすすめです。
出現数が控えめな流星群のため、見えたらラッキー!と思うくらいの気持ちで、気軽に空を見上げてみてください。明るい流星の割合が高い流星群のため、もし目にできれば印象に残りそうです。
※放射点:流れ星(群流星)が飛び出してくるように見える天球上の点。
細い月が金星・土星・水星に接近
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