広範囲で黄砂が飛来し霞んだ空
今日いっぱいは要注意

今日26日(水)も日本列島の上空には黄砂が漂い、各地で視程（水平方向で見通せる距離）の低下が観測されています。

12時までの黄砂による視程は速報値で、大阪で10km、名古屋で4km、東京で7km、仙台で8kmと、広範囲で10km未満の視程が確認されています。

ウェザーニュースアプリ利用者に黄砂の影響についてアンケート調査を実施したところ、13時20分時点で8,625人からの回答がありました。調査の結果、空がぼんやりしているとう回答が66％と最も多く、ベランダや車への黄砂の影響も合わせると約87%の方が、黄砂の影響を実感している結果となっています。

ウェザーニュースの独自予想では、今日いっぱいは東北から九州北部に黄砂がとどまるとみています。

一部では車や洗濯物などが汚れるようなレベルになる可能性があり、視程もかなり低下する予想です。花粉症や呼吸器などの疾患がある方は、症状が悪化するおそれがありますので、十分に注意をしてください。

明日27日(木)になると黄砂は薄まり、影響は次第に軽微になっていく見込みです。
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