花粉飛散予想 スギ花粉は2月上旬から飛散開始、西日本の飛散量は過去10年で最多に匹敵か
2024-12-04 12:00 ウェザーニュース
2月上旬からスギ花粉の飛散開始
花粉の飛散開始時期に影響する2024年12月〜2025年2月の気温は、西日本では平年よりやや低い〜平年並、東日本や北日本では平年並〜高い傾向となります。
ラニーニャ現象によって12月など冬の前半ほど平年より強い寒気が流れ込みやすく気温が低くなるため、スギなど飛散準備に必要な「休眠打破」が適度に起こる見込みです。
ラニーニャ現象は長続きせず、1月から2月は西の地域では寒気の影響で平年並の気温となり、東や北の地域では平年より気温が高めになる傾向から、2025年春の花粉の飛散開始時期は過去10年の平均と比較して、西日本では同等、東日本や北日本では早くなる予想です。
スギ花粉は、2月上旬に東海の一部で飛散が始まり、次いで関東や九州北部でも飛散開始となる予想です。2月中旬になると西日本と東日本、東北南部太平洋側を中心に広範囲で飛散が始まる予想です。
その後、3月上旬にかけて東北の各地でも飛散が始まるとみています。北海道のシラカバ花粉は4月中旬からの飛散となりそうです。
ラニーニャ現象によって12月など冬の前半ほど平年より強い寒気が流れ込みやすく気温が低くなるため、スギなど飛散準備に必要な「休眠打破」が適度に起こる見込みです。
ラニーニャ現象は長続きせず、1月から2月は西の地域では寒気の影響で平年並の気温となり、東や北の地域では平年より気温が高めになる傾向から、2025年春の花粉の飛散開始時期は過去10年の平均と比較して、西日本では同等、東日本や北日本では早くなる予想です。
スギ花粉は、2月上旬に東海の一部で飛散が始まり、次いで関東や九州北部でも飛散開始となる予想です。2月中旬になると西日本と東日本、東北南部太平洋側を中心に広範囲で飛散が始まる予想です。
その後、3月上旬にかけて東北の各地でも飛散が始まるとみています。北海道のシラカバ花粉は4月中旬からの飛散となりそうです。
スギ花粉は2月中旬から本格的に飛散
ヒノキ花粉が本格的に飛散するのは九州や中国・四国で3月中旬〜4月上旬、近畿や東海、関東・山梨で3月下旬〜4月中旬、北陸や東北南部は4月上旬〜中旬とみています。ただ、北陸や東北南部ではヒノキの樹木が少ないため、スギ花粉に比べると飛散量が少なくなる見込みです。
北海道でシラカバ花粉の飛散が本格化するのは4月下旬〜5月中旬の予想で、ちょうどゴールデンウィークと重なる見通しです。
北海道でシラカバ花粉の飛散が本格化するのは4月下旬〜5月中旬の予想で、ちょうどゴールデンウィークと重なる見通しです。
飛散量:多くの地域で平年を上回る予想
雄花調査を実施
本発表では11月5日~20日にウェザーニュースアプリで実施した「スギの雄花調査(北海道はシラカバ)※」の結果を活用しています。
雄花調査の結果、雄花の付き方について「ほとんど全ての枝に雄花がある」という回答の割合が九州から東北南部にかけて昨年よりも増加しました。また、東海から東北南部の一部では、当初予想を上回る雄花量が報告されました。
この雄花調査の結果を考慮し、2025年の飛散量予想を前回発表(10/1発表)から一部更新しています。
※ユーザーからスギの雄花の写真を送っていただくとともに、写真の雄花がどんな状態かを4つの選択肢(全体に雄花が出来ており、密度も高い/全体に雄花が出来ている/雄花はまばらに出来ている/雄花が観察されない)で答えていただきました。
雄花調査の結果、雄花の付き方について「ほとんど全ての枝に雄花がある」という回答の割合が九州から東北南部にかけて昨年よりも増加しました。また、東海から東北南部の一部では、当初予想を上回る雄花量が報告されました。
この雄花調査の結果を考慮し、2025年の飛散量予想を前回発表(10/1発表)から一部更新しています。
※ユーザーからスギの雄花の写真を送っていただくとともに、写真の雄花がどんな状態かを4つの選択肢(全体に雄花が出来ており、密度も高い/全体に雄花が出来ている/雄花はまばらに出来ている/雄花が観察されない)で答えていただきました。
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