スペインを寒冷渦が通過　再び激しい雨の降るおそれ

寒冷渦と呼ばれる上空5500m付近で−24℃以下の寒気を伴った低気圧が、13日(水)から14日(木)にかけてスペイン上空を通過する予想となっています。その一方で、南からは暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定になる見込みです。
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地中海に面したスペイン東部を中心に雨雲が発達しやすくなります。局地的には1時間に40mm前後の激しい雨が降り、12時間雨量が100mmに達するとみられます。先月末に甚大な大雨被害が出たエリアで雨が激しく降る可能性があり、新たな災害発生が懸念される状況です。スペインの気象当局は大雨に関する警報を発表し、洪水などに備えるよう呼びかけています。

また、寒気が強いため山沿いの地域では雪に変わり、標高が1200mを越えるような地域では、最大で10cmの雪が積もる予想です。
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