気象庁1か月予報
季節は前進も気温は高め 台風や秋雨前線の動向注意

2024-09-26 15:31 ウェザーニュース

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今日26日(木)、気象庁は9月28日から10月27日までの1か月予報を発表しました。季節は進み方は依然としてゆっくりで、気温は全国的に高めの傾向が続きます。秋雨前線や台風の影響で降水量は多くなる可能性があるため注意が必要です。

平年より高めも暑い日は段々と少なく

この先1か月の気温
10月にかけても日本列島の南東に太平洋高気圧が張り出す予想となっています。上空を吹く強い西寄りの風、ジェット気流は日本付近で平年よりも北に位置する見通しで、暖かな空気に覆われやすくなる見込みです。

1か月の平均気温は全国的に平年より高い予想で、九州から北海道は10月2日(水)頃からの平均気温が、平年よりもかなり高くなる可能性があるとして、高温に関する早期天候情報を発表しました。

この時期の長期予報を見る時に注意が必要なのは、夏に比べると平年の気温はずいぶん低くなっているという点です。

東京の最高気温を例にとると、最も暑い時期である8月上旬は31.9℃、9月上旬は29.6℃なのに対し、10月上旬は23.7℃まで下がります。平年より大幅に高くても、30℃以上が続くようなことはないのです。季節のゆっくりながらも着実に進んでいきます。

秋雨前線、台風の動向には引き続き注意

この先1か月の降水量
日本の南東で太平洋高気圧が勢力を維持することから、西日本、東日本付近に秋雨前線が停滞しやすくなります。中国大陸の沿海州付近から千島の東にかけての高気圧も強く、性質の違う空気に挟まれる秋雨前線の活動は活発になる見通しです。

湿った空気が流入することで雨の強まることがあり、西日本、東日本の太平洋側の1か月の降水量は平年並みか平年より多い予想となっています。

また、10月は9月と同様に台風により大きな被害が出ることがある月で、来週にも新たな台風発生の兆しも現れています。台風の動向にも注意が必要です。
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